【島崎英純】2012Ｊリーグ第11節・新潟戦レビュー(2012/5/13)

2012年05月13日 11時24分　
カテゴリ：レビュー
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序盤は素晴らしいパフォーマンス

序盤の浦和レッズは素晴らしいパフォーマンスだった。前線がボールを保持するとギアチェンジして一気呵成に攻め込んでいく。特に左ストッパー・槙野智章の攻撃参加が秀逸だった。浦和は５トップ（１トップ＋両インサイドハーフ＋両サイドアタッカー）ともうひとりの６人で攻撃を仕掛ける約束事があるが、槙野はその“もうひとり”として効果的にオーバーラップして新潟守備陣を切り裂いた。

11分の先制シーンは左サイドアタッカーの梅崎司がポジションを下げた瞬間に槙野が前のスペースへ走り、そこへ阿部勇樹からのパスが渡ったのがきっかけだった。槙野は対面の相手を縦に切り返して振り切り中央へクロスを送った。そのボールは相手ＧＫに当たったものの、こぼれ球がゴール前のマルシオ・リシャルデスへ繋がってゴールへと結び付いた。

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