【FUKUDA’S EYE】2012J1第7節・大宮アルディージャ戦 プレビュー(2012/4/20)

迫力に欠ける今季の大宮

大宮アルディージャは今季に向けていくつかの補強を行った。カルリーニョスとチョヨンチョルを獲得し、問題の多かったディフェンスラインには、左サイドバックにガンバ大阪から下平を、そしてセンターバックには川崎フロンターレから菊地を獲得している。鈴木惇監督は今季で3年目となり、補強もピンポイントで行ってきたとは思うが、補強の成果とは裏腹に思わしくない結果が続いている。去年から言えることだが”決して悪い内容ではないが迫力に欠ける”というのが、大宮というチームの評価になる。

相手に対して脅威を与えるようなサッカーができておらず、上手く、綺麗にプレーしようとしすぎて相手に怖さを与えられていない。丁寧に、綺麗にサッカーをしようとする意識が強く、時にはそうしたものを振り払って強引なプレーをしなければならないが、チーム全体からおとなしい印象を感じるし、迫力を持ったプレーができていないと感じられる。

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