【島崎英純】2012Jリーグ第7節・大宮戦プレビュー(2012/4/20)
ナビスコカップとは違う陣容で臨む
ミッドウィークにナビスコカップが開催されると大変慌ただしい。特に現場は選手のコンディション維持や陣容構築に頭を使わなくてはならないし、明確な結果も求めなければならないのだから、その心労は察して余りある。
ミハイロペトロヴィッチ監督は浦和レッズの指揮官就任初年度ということで、戦力把握と選手選定を念頭にリーグ戦とカップ戦の陣容を変えている。しかし先日のナビスコ・セレッソ大阪戦では日本特有の規約であるベストメンバー規定という足枷があることで週末のリーグ戦に先発出場する可能性のある選手を何人か起用し、GK加藤順大、DF槙野智章、永田充が先発、後半開始時に柏木陽介、後半途中から阿部勇樹を投入している。ちなみに槙野と永田は前半限りでの交代となった。
この采配は明らかに今回のリーグ第7節・大宮アルディージャ戦を見据えている。ナビスコカップを軽視するつもりは毛頭ないだろうが、シーズン序盤の時期、そしてカップ戦が予選リーグであってノックアウト方式ではないことから、現段階ではバックアッププレーヤーの実戦経験と主力選手の調整がカップ戦の位置付けであるのは間違いない。
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