【FUKUDA’S EYE】2012J1第2節・柏レイソル戦 プレビュー(2012/3/16)

今季ここまでの柏の戦い

柏の戦い方は、基本的には去年とほとんど同じだ。開幕戦ではスタメンに新加入のリカルドロボが名を連ねていたが、その他のポジションは全員が去年から引き続き同じ選手が並んでいる。唯一、栗澤が怪我でベンチにも入っておらず、そこには茨田が入っている。ここまで、ゼロックスとACL、Jリーグの3試合公式戦を戦っているが、茨田が入っても戦い方に大きな変化はない。

メンバーがほとんど変わっていないということは、対戦相手とすれば去年と同じ危険性を持っているということだ。気をつけなければならないのは、やはりセットプレーとカウンターになる。特にレアンドロ・ドミンゲスを経由するカウンターは、仮に数的不利の状況であろうとも個人のクオリティが高いから、すぐにゴールを脅かすプレーに直結してくる。レアンドロにボールが入ったときに、どうやって彼を抑えるのか。まだ記憶に新しい去年の最終節で浦和はやられているし、彼を少しでも自由にさせると、去年と同様に相当危険なプレーをしてくるのは間違いない。ここをどう抑えるかが、試合の大きなポイントになる。

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