【サッカー人気5位】『各々が個性を発揮し、チーム力をも示す』2025Jリーグ第…

★無料記事/J1第32節・ベガルタ仙台戦試合結果 監督会見・選手コメント抜粋(2011/11/19)

2011 Jリーグディビジョン1 第32節2011年11月19日(土) 14:03 KICK OFF
会場 埼玉スタジアム2002 観衆 30,891人 天候 主審 扇谷健司
浦和レッズ ベガルタ仙台
0 0 前半 0 0
0 後半 0
得点
選手交代
72分 エスクデロ セルヒオ→田中達也86分 梅崎司→原一樹 60分 パク チュソン→高橋 義希80分 関口 訓充→武藤 雄樹

84分 太田 吉彰→中原 貴之

警告
3分 マルシオ リシャルデス80分 鈴木啓太 44分 松下 年宏56分 パク チュソン
退場
選手
 18 加藤順大 GK 16 林 卓人
14 平川忠亮2 坪井慶介

17 永田充

12 野田紘史

DF 25 菅井 直樹3 渡辺 広大

2 鎌田 次郎

27 パク チュソン

13 鈴木啓太7 梅崎司

10 マルシオ リシャルデス

8 柏木陽介

24 原口元気

 

MF 8 松下 年宏23 田村 直也

11 関口 訓充

10 リャン ヨンギ

 

15 エスクデロ セルヒオ FW  15 太田 吉彰24 赤嶺 真吾

 

1 山岸範宏6 山田暢久

4 スピラノビッチ

27 小島秀仁

21 原一樹

29 マゾーラ

11 田中達也

SUB 1 桜井 繁4 細川 淳矢

14 高橋 義希

19 武藤 雄樹

18 ディエゴ

13 中島 裕希

9 中原 貴之

 9 シュート 5
 8 GK 11
 5 CK 2
 16 直接FK 16
 2 間接FK 2
 0 PK 0

監督コメント

浦和レッズ 堀孝史監督

○試合について

前半、自分たちの意図した狙いのゲームが出来ていた部分もあり、後半もそのまま続けていこうと後半に入ったんですが、雨の影響で徐々にボールが止まりはじめ、危険なシーンもありましたが選手たちが跳ね返してくれたと。そういう中で、最高の結果では無かったですが、最低限のものというのは出せたのではないかと考えています。選手たちは最後まで走ってくれて、それが結果に繋がったと思います。

○質疑応答

【Q】前半は狙い通りとのことですが、確かに圧倒的にレッズの方がチャンスを多く作っていましたが、反面横パスやバックパスも多く、崩しきれない印象もありました。そこのところは問題では無かったのでしょうか?

【A】仙台の守備の組織が非常に固いという中で、自分たちが悪いボールの失い方をしてカウンターを受ける、というシーンを極力避けたかったことがあります。それに対して有効な攻撃をするためにと考えた時に、横パスやバックパスが出てきたと。それでも、自分たちでゲームをコントロールするということが重要だと考えていて、選手たちはしっかりやってくれたと思います。最後の局面で時間が掛かって相手が下がっているところでの攻撃が難しいのは判っていますが、それでも何とかやろうと。それと、今日は雨が降っていて相手が守備をしっかり築いているので、積極的にシュートを狙っていこうということも話していましたので、そういうこともあり相手の深いところまで入っていくシーンが少なかったのだと思います。

【Q】監督が就任されて以降、ワンボランチの両脇を使われるシーンが多かったと思いますが、今日はそうしたシーンは少なかったと思います。どのような修整をされたのか?

ベガルタ仙台・手倉森誠監督

○試合について

今日のゲームは、自分たちをまた高めさせてくれるゲームだと。相当の覚悟で今日アウェイで臨むことになる。レッズは、まず前節から確実に修整してきているだろうと、攻撃の部分も守備の部分も。そうなったときに、決して浦和は弱いチームでは無い。辛抱するところは辛抱して、隙を突くところは突いて、アウェイの戦いをコレクティブにやろうという話をしました。序盤、やはりビルディングアップのところも守備のところも、非常にレッズにボールを動かされて自分たちが耐えなければならない時間があったなと。後半少し、守備の部分で落ち着いて対応し始められたとき、ウチの時間も長くなった中で、もう少しラストパスだったり裏へのボールが出せれば状況が変わったかなというのと、時間が経つにつれ、ボールが芝に食われる、水に食われる状況の中で、なかなか良い攻撃まで行かなかった。ただ、アウェイの中で勝ち点1を取れたというところは、我々が目指す4位を考えた時に、当該チームが負けているので、大きい勝ち点1であるという話を選手たちにはしてきました。本当に、前半の苦しい時間を乗り越え、仙台からも多くのサポーターが来てくれていて、その後押しもあって、今日のゲームは無失点で切り抜けることが出来たと思います。この勝ち点1を次に繋げられるように、また切り替えてやっていきたいと思います。

○質疑応答

【Q】後半にパクチュソンが怪我で退場したことと、ピッチコンディションが悪化したこと、どちらがゲームプランに大きく影響を与えましたか?

【A】チュソンの怪我というのは、影響あったと思います。彼が怪我する前は、田村を変えて高橋義とスイッチした中でもう少し展開を大きくしたかったという意図がありました。ただ、その交代をしてからチュソンが怪我をすると厳しかったので、怪我したあとの判断になって良かったなとは思います。まあ、ボールを動かせるようになったり、長い距離を高橋が走ったりと、そういうところが表現できたので、ゼロで抑えられたところは良かったと思います。

【Q】パク選手の怪我の具合は?

【A】ハムストリングの肉離れだと思います。ここのところハムストリングの怪我が相次いでいますが、確実に次のゲームには間に合わないと思います。

【Q】守備については良かったとのことですが、攻撃についての評価は?

【A】相手が4-1-4-1でワンボランチ気味に来ていたので、そのワンボランチの両脇に起点を置いて、そこから最終ラインのユニットを破りたかった。サイドバックを食い付かせてオープンからえぐりたかったという狙いがあったんですが、そこでボールを収める時間がなかなか取れなかった。レッズが守備で修正出来た部分もあったし、ウチも少し裏という部分で急ぎすぎた感がありました。また、厚く攻めようと思ったときの、今日のレッズのブロックは相当手強かったなということを感じています。

浦和フットボール通信より一部引用。全文はリンク先でご覧下さい。

選手コメント

▼加藤順大選手

勝つのが一番でしたけど、最低限の勝ち点1っていうのが取れた事に対しては、こういう状況の中では非常に大きかったのではないかと思います。

(後ろから見ていてボール回しが回っていたようにみえたのでは)

チームコンセプトの中でやっぱりそういう練習をやってきていましたし、非常に時間が空いた分、そういうトレーニングを積んだ成果が出てきたなとは、後ろからみていて思いました。

(逆にポゼッションが高い分、焦れるかと思ったがじれなかったが、その辺りは)

まぁ、今日は坪井さんが非常にチームのバランスを作ってくれていましたし、啓太くんと坪井さんのところ、非常に存在感というか声だったり、彼らの経験というものがチームを焦れなくさせたというか、いいバランスを保って常に守れたと思いますし、そういうところをもっともっと若い選手だとか、僕も含めて非常に学ばなければいけないなとも思いますし、僕としてはああいう選手が前でやってくれているというのは非常に頼もしいですし、僕としては非常にやり易い試合でしたね。

(後半終わり際に相手のシュートが当たってコース変わって難しい球だったが)

そうですね、やっぱりこうやって競った試合っていうのをすごい、失点したりだとか、1本のそういうので勝敗がついてしまうと思いますし、その点、あのプレーに関しては集中して90分間戦えてた証拠なんじゃないかと思いますし、入んなくて良かったです。(枠には)多分入ってたと思いますよ。今日、雨の状況でピッチも難しかったと思いますけど、あそこを抑えるのはキーパーの仕事だと思いますし、あれだけディフェンスラインがしっかり守ってくれている中でそこまで僕の危ないシーンっていうのはなかったですし、あの1本が一番危なかったかなと思います。あそこでやられたら元も子もないので、ああいう集中力って言うのは常に残りの試合無くさずやっていきたいと思います。

▼柏木陽介選手

(勝ち点1は大きい)

すごい大きいなと思う。内容も良かったからすごい久しぶりに清々しい。ほんと勝った気分になっちゃってる部分はあるけど、それは甲府が負けたっていう結果もあるからだとは思うんだけど、それは関係無く、自分達の力で勝利っていうもので決定付けれたらいいなと思っている。甲府どうこうじゃなくて自分たちがどうあるべきかっていうのが一番大事かなと思うから。自分たちが今日出せたものっていうのを次の試合でも出す、それだけかなと。

(今日はバイタルエリアを使われなかった)

コンパクトに守備できてましたし、ちょっと後半グラウンド状況悪くなって放り込まれてそこをちょっと入れられるようになったけど、今日はみんなが全体的に絞りながら入ってきたところいくっていう、しっかり出来てたのかなと。守備の部分もハマったからこそいい攻撃もできるのかなって。

(サイド攻撃もスピードアップする感じが出てきた)

高い位置をヒラさんとか野田が取る事によって、元気とウメが中で、あの間で両方の選択肢が受けた時にあるから、そういう状況でもっとプレーしていかなあかんと思うし、だからこそ、そこのサイドで速いパスで1人置き去りにする状況っていうのができるんで、そういう状況って言うのをもっと作っていかないといけないし、仙台が中を固めてきてるっていうのはわかっているから、その中でうまいこと外を使いながらうまくできたのかなと思います。あとは最後、フィニッシュのところで、今日みたいなピッチやったらもっと早いクロスでっていうのは意識していたと思うんですけど、それがなかなかハマんなかったかな。

(このサッカーなら福岡戦も大丈夫かと)

でもやっぱり、大丈夫って思いたいけど、じゃなくて本当にやり続ける、安心してられない状況がずっと続くわけだから、次勝って、確実に安心な思いするためにも自分たちができることを全力で出していく中で、うまくいかない時間もあるし、そん中でも今日は我慢して最後まで戦えた。こういうことが大事やなと思うし、今日は焦れないで、元気もセルもウメもガンガン前にいく事無く、無理な時はしっかり戻しながらというのも出来たから、後はそん中で自分たちの時間がくるまでしっかり待って、自分たちらしいサッカーができるように、1人1人心がけてやれたらいいかなと思います。

▼平川忠亮選手

(上がるタイミングで気をつけていた事は)

タイミングとしてはやっぱり逆サイドで作っている時は両サイドで作っている時は両サイドがワイドに取るのはちょっと危険なので、少し絞ったところから変わってくるな、と感じた時にすーっと取って、勝手に上がっていくんなじゃなくて、マルシオや陽介に声かけながらそこに入らせて自分が入っていくってことやれば、もし途中で取られてもそこにいますから、陽介やマルシオが。下手な取られ方してもそんなにピンチにはならないように、うまくみんなで声かけながら、みんなのスペースを見ながら、司が中入ってくれたらすーっともっと高い位置取れたし、そういったみんなが動き見ながら出来ていたんで良かったと思います。

(厳しい状況の中だが、守備だけでなく攻撃にも大きな役割を与えられている充実感はあるか)

もちろんディフェンスをするっていうのが第一で、そういう仕事はありますけど、そん中で今日みたいに割と高い位置でもらって、攻撃に参加できるとやっぱ楽しいですし、チャンスももっと作れればいいなと思いますけど。やりがいは攻撃面に関してはあるかなとは思います。

(若い選手が多い中、「焦れずに」というのがキーワードだったと思うが)

そうですね、やっぱり今、こういうチーム状況だし、やっぱ勝ちたいってみんな思っている気持ちが、逆にどんどん焦れて相手の待っているところに突っ込んでいってしまったり、無理な体勢から楔入れて取られてしまうようなシーンっていうのがある中で、こういった状況だからこそキチンとリスク負わない攻撃の仕方っていうのが今日出来たし、本当に前線の若い選手達も良く我慢しながらディフェンスでも走り回ってくれたし、攻撃もそういう守りながらやってくれたんで、良かったと思います。

(このサッカーを続けて残り2試合という感じか)

そうですね、このサッカーやりながら、後は相手チームのストロングポイント消しながらやっていけたらと思います。

▼永田充選手

(引き分けだったが内容は良かった)

そうですね、やっとチームとしてやることがはっきり見えてきたかなと思います。

(前半からボールを動かせて、しっかりビルドアップができていた)

練習で今週やってたことが非常に良く出ていたと思いますし、いい形で前の選手にボールが入るようになってビルドアップの面では非常に良くなってきたかなと思いますけど、あとそこからのバリエーションなんかはまだまだ無いですし、仙台ディフェンス固いですけど、それに対しても、もっともっとボールなり人なり動いて、もっと相手のセンターバックを引き出すような事をしないとちょっと点は取れないのかなと思います。

(ちょっと決定的なシーンが作りきれなかった部分が)

もう少しだと思うんで。サイドの突破までは良く出来てたと思うし、収まりも何回かミスはありましたけど、全然前の試合よりは収まりも良くなっているし、チームとしていい状態の時にスピードアップするっていう事が出てたと思うので、このサッカーを続けていくしか無いし、僕らはこうやってゼロに抑えて前の選手が点数取ってくれるのを信じて守っていければと思います。

(後半になって水たまりが出来てプレーし難かったのでは)

そうですね、ちょっと横パス止まってたので非常に怖かったですし、40分過ぎからもう僕もリスクを負えないと思ったので、自分の判断で適当にっていうか、普通に前に放り込む形っていうのを取っちゃったんですけど。まぁでもグラウンドが水溜まらなかったらもう少し回して決定機も作れたのかなと思いますけど、まぁ相手も一緒な事なので、それは次、福岡戦に出せればいいかなと思います。

(守備面でも収穫の多い)

そうですね、ツボさんやっぱりベテランだし非常に危険なとこ察知してくれて、戻りも早いですし、凄く勉強になるところがあって、僕が試合に数多く出ているので、やっぱああいう、ツボさんにみたいに危険なとこをもっと早く察知しながら、全体をもっと今日みたいに落ち着かせないといけないかなと思います。

浦和フットボール通信より一部引用。全文はリンク先でご覧下さい。

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