★無料記事/J1第29節・大宮アルディージャ戦試合結果 監督会見・選手コメント抜粋(2011/10/15)
Jリーグ ディビジョン1 第29節2011年10月15日(土) 16:03 KICK OFF | |||||||
会場 | 埼玉スタジアム2002 | 観衆 | 34,654人 | 天候 | 曇 | 主審 | 佐藤隆治 |
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浦和レッズ | 大宮アルディージャ | ||||||
0 | 0 | 前半 | 0 | 1 | |||
0 | 後半 | 1 | |||||
得点 | |||||||
84分 ラファエル | |||||||
選手交代 | |||||||
66分 デスポトビッチ→原口元気71分 野田紘史→岡本拓也
75分 マルシオ リシャルデス→山田直輝 |
57分 上田康太→金澤慎69分 杉山新→李 天秀
75分 金 英權→村上和弘 |
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警告 | |||||||
45+2分 野田紘史90+2分 平川忠亮 | 76分 深谷友基 | ||||||
退場 | |||||||
選手 | |||||||
18 加藤順大 | GK | 1 北野貴之 | |||||
14 平川忠亮26 濱田水輝
17 永田充 12 野田紘史 |
DF | 32 杉山新4 深谷友基
34 片岡洋介 20 金 英權 |
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13 鈴木啓太8 柏木陽介
7 梅崎司 10 マルシオ リシャルデス
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MF | 6 青木拓矢17 上田康太
13 渡邉大剛 18 橋本早十 8 東慶悟
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15 エスクデロ セルヒオ31 デスポトビッチ | FW | 10 ラファエル | |||||
1 山岸範宏28 岡本拓也
4 スピラノビッチ 27 小島秀仁 22 山田直輝 24 原口元気 29 マゾーラ |
SUB | 21 江角浩司26 村上和弘
23 金澤慎 11 藤本主税 7 李 天秀 9 石原直樹 37 ホドリゴ ピンパォン
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– | シュート | – | |||||
– | GK | – | |||||
– | CK | – | |||||
– | 直接FK | – | |||||
– | 間接FK | – | |||||
– | PK | – |
監督コメント
浦和レッズ ゼリコ・ペトロヴィッチ監督
○試合について
自分たちにとって非常に良くない、悲惨な結果となりました。他の試合でもそうだが、自分たちの方がボールを支配して、ボールポゼッション率も高い中、1-0にできるものすごい大きなチャンスを決め切れていない。今までの試合でもたくさん、自分たちがボールを支配してたくさんのチャンスを決め切れていないというところがあります。正直なところで、自分たちのFWのポジションの選手を他のクラブと比べると、本当のFWの選手たちが何点取っているかを見ると2点くらいしかとっていない。シーズンを通して大きな問題だったということを今日、改めて感じてしまいました。
ただし、自分たちは顔を上げて残り5試合戦います。この素晴らしいクラブはJリーグ(J1)に残らないといけないと思います。スタッフ、クラブ、選手が一丸となって前を向いて戦いぬくしかないと思います。
今までの試合であれば、調子のいい原口元気だったり、柏木陽介、最近であれば梅崎ら、FWではない選手たちが活躍して点を取っているということがありましたが、本物のFWが点を取らないと世界中のどのチームでも勝つのは難しいのではないかと思います。そのなかで自分たちは残り5試合、全力で戦い抜いて、良い結果を求めるしかないと思います。選手個々の名前を挙げて批判している訳では無く、自分のスタイルではないですが、点を取っていないことは数字で現実として現れていますので、浦和レッズにはもっと点の取れるFWが必要だと思います。
大宮アルディージャ 鈴木淳監督
○試合について
非常に重要な一戦で、戦前から厳しいゲームが予想されましたけれども、まさにその通りになりました。幸いにも勝点3を持って大宮に戻ることができます。非常にうれしく思っています。まず今日の勝因は、選手がハードワークしたことと、勝ちたいという意欲、それかれボール際の執着というようなメンタル的なところ、またダービーだったということが大きかったと思います。ゲームの内容については浦和の方が立ち上がりからポゼションが高く、2トップにボールが入ると危険な状態まで行ってましたが、徐々にそこのところを修正しつつ、後半に入って半ばくらいからは、我々のペースに持ってこれたかなと思います。守備ではサイドの連携と、ボランチとセンターバックの関係が時間を経るごとに良くなってきて、ゲームを落ちついてできるようになっていったと思います。今日の勝利に慢心せずに、次のゲームに向かって良い準備をしたいと思います。
○質疑応答
【Q】橋本のスタメン起用について
【A】橋本を起用については、とにかくサイドで起点を作りたいということです。これまで戦ってきて、モビリティはあったのですが、サイドで起点が出来なくて、攻撃の時に広がりが出来ていなかったということで、橋本をサイドに置いてそこで起点を作りたかったということで起用をしました。彼はキープ力がありますし、最後得点に繋がったような精度の高いクロスがあります。そこを起点に、最終的には得点シーンのような得点を狙いたかったということです。彼は非常に期待に応えて、役割をやってくれたなと思います。
浦和フットボール通信より一部引用。全文はリンク先でご覧下さい。
選手コメント
▼原口元気選手
終わっちゃった事は終わっちゃったんで、後の5試合勝つしかないんで切り替えてやるだけ。
(外から見ていてどんな感じで見ていたか)
早く俺出せって思っていただけだし、そこでイライラし過ぎて、ちょっとうまく入れなかったというか、コントロールするのが難しかったというか。
(こういう試合でのメンタルの難しはさ初めて感じたか)
そうですね、昨日からスタメンじゃないってわかってから気持ちのコントロールがすごい難しくて、イライラもしちゃったし、頭で理解しようとしているけど、正直納得いかないことばっかりだったので、それピッチではらせれば良かったんですけど、はらせなくて残念です。
(スタメンはずれる事の説明は)
いや、しっかりそれは、ガンバ戦すごい良い流れだったし、勝った試合だから変えたくないのはもちろんあると思うし、コンディションが代表とかいろいろ行っていて大変だから、いいコンディションに戻させたいから休ませるって。まぁそれよりもガンバ戦が良かったからガンバ戦のメンバーで行きたかっただけだと思うんで。
▼山田直輝選手
(監督から何か指示は)
いや特になかったですけど、今日は勝たなきゃいけない試合だったんで点を取りに行こうと思って入りました。
(見ていてこういったプレーをしようというのは)
ちょっと距離感が広くなっていて、孤立してしまっている時間帯でもあったんで、自分が中盤と前のつなぎ役になろうって思っていたんですけど、それもうまくいかなくてなかなか難しかった。
(前への気迫を感じたが、急ぎすぎという感じも)
点を取らなきゃいけなかったし、前へ前へってなってしまうのはしょうがないんで、それでももっと落ち着いて組み立てしていかないといけなかったなと思います。
▼濱田水輝選手
相手が裏をどんどん狙える状況が多くて、それをケアしているとどんどんラインが下がっちゃうっていう悪循環っていうか。上げられないから相手が持てちゃうし、相手が持てちゃうからどんどん下がっちゃうしっていう感じで、もうちょっと全体的にコンパクトにしてラインを上げてっていう状況が作れれば良かったですけど。
(中盤スペースが)
それもありますけど、今回ちょっとセカンドボールがけっこう相手のところにいっていたかなと思います。あとはこっちはちょっと1テンポ遅れて相手につつかれて前に行けなかったりとか。やっぱり前向いてプレーできないと相手は怖くないのでどんどんプレッシャーにこれるので、そういうところでちょっと遅れたのでつつかれて、奪われてってなって、なかなかこっちの水にできなかったかなと思います。
(ラインを上げられなかったのは前で時間を作りきれなかったからか)
攻撃してすぐ奪われてとか、奪われ方が悪くてってなるとライン上げる前にやっぱり守備に入らなきゃいけないからいつも低い位置から守備が始まっちゃうし、もうちょっとタメが作れればラインは上げられたかなと思いますけど、でもそれは前線だけの問題じゃないし、後ろのパス出すところとかもありますし、もっともっと声だしてラインの上げ下げ細かくできたらと思います。
(今日は前から守備にいっているが前の2試合と比べてハマっていなかったようだが)
そうですね、それはちょっと感じたところはあります。プレッシャーにいってるけどボールは取りに行っていないみたいな、そういうプレッシャーだと相手はそんなに怖くないし、逆にそういった中途半端なプレッシャーをかわされちゃうと一気に崩されちゃうとかあるんで、何が悪かったとかじゃないですけど、もっとチーム全体で守れたら良かったと思います。
▼平川忠亮選手
入りは確かに良かったし、いつも通り最近できていたようにコンパクトな守備からいいディフェンスできていたし、なかなか決定的なところまではいかなかったですけど、いい形で収まりながら、前半はほんとに大宮もこっちもそんなに攻め手がなく、お互い探り合いっていうか、いいディフェンスしてたと思う。
(中を固められて崩しきれず、中盤が空いてしまったところもあったが)
そうですね、今年5回目なんでね、お互いいいところ、悪いところわかっているし、どこを抑えられると攻撃がうまくいかないっていうのもすべてわかっている同士、先にウチが決定的なシーンを迎えたところを決めきれなかった部分、あとは少し間延びしたところをクロスから一発ズドンっていう形で、本当に決定的なチャンスの数から言ったらかわりない、本当に五分五分の試合だったと思います。あそこの一本決めるか決められないかっていうところだったんじゃないかな、こういう試合になるって予測していたし、残念ですね。
▼永田充選手
(今日、間延びしてしまった最大の理由は)
メンバー変更もあると思いますし、ポジションがいろいろ変わったんで、そこんとこがすぐにフィットしなかったっていうのはあると思います。ちょっと前から行き気味だったんで、あの時間帯、それで全体的に間延びしたというか、そういう感じが点取られる前ぐらいからあって、ディフェンスとして守っていてもちょっと危ないなという気はしていたんですけど。そういうキツい時間帯を、まず前からディフェンスからっていう意識を植え付けさせないといけないかなと思います。
(その時間帯にはディフェンス同士では上げる声をかけあったりはしていたのか)
ラインは上げたいんですけど、プレッシャー行けてないので上がれないって感じでした。
(前の2試合との違いでは、ラファエルという強力なターゲットがいたのも違いか)
でもあれ以外は、後半の途中までは完璧にやってたし、全然問題なく戦えていたんで、戦い方自体はいいと思いますけど、今日は決定機があんまり作れなかった、ランコも決めて欲しかったですけど、それ以外ほとんどなかったんで、その辺もちょっと課題です。
(攻撃的に前に出る野田と宇賀神の組み合わせから変わったことも影響があったか)
うん、でも影響があっちゃいけないんですけどね、メンバー変わっただけで。でもこう、全体としてのスライドがちょっと遅れたかなっていうのはあります。チーム全体として追い込むっていうかたちがあんまり取れなかったような気はします。
浦和フットボール通信より一部引用。全文はリンク先でご覧下さい。