【FUKUDA’S EYE】J1第27節・鹿島アントラーズ戦レビュー(2011/9/27)
現状では最良の結果
最初に言えるのは、一番良い結果だったということ。ゼロで抑えれば、必ず勝ち点は取れる。相手のミスに救われたところがあるにしても、守備意識を高く持ってしっかりと戦えたことが、勝ち点1に繋がった。今の鹿島から勝ち点を取るのは凄く難しいことだと思うけれど、アウェーで勝ち点1を得たことは評価するべきだろう。そういう戦いが出来ていた。
試合内容に関しては、鹿島がボールを圧倒的に支配して多くのチャンスを作るだろうことは戦前から予想していた通りで驚くべきことではない。ただ、チャンスの数はともかく、そこまで多くの決定機を与えた訳では無い。入れられてもおかしくないシーンはいくつかあったが、試合の中では良くあることであり、それをしっかりと凌いで勝ち点を得た。この勝ち点1は、後々大きく影響してくると思える、重要なものだったと思う。
鹿島との試合は、勝ち点がゼロということを計算に入れなければならないくらいの試合だったと思うし、残念ながら、鹿島と浦和にはそのくらいの力の差がある。ただでさえチーム力に差がある上に、コンディションが上がってきている鹿島と落ちている浦和、そしてアウェーでの戦いということも踏まえれば、一方的にやられていてもおかしくない試合だったと思うが、良く凌いだなという感じがする。
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