【FUKUDA’S EYE】J1第27節・鹿島アントラーズ戦プレビュー(2011/9/23)
調子を上げてきている鹿島との対戦
鹿島は、前回対戦時よりも本来の強さが戻ってきている。それは成績にも表れているし、リーグ戦では引き分けを挟みながら11試合負け無しとなっている。鹿島らしいと言われる、しっかりとした守備、そしてリスタートとカウンターからの得点力という、本来の強さが出た試合が続いている。浦和としては、非常に戦いづらいチームだといえる。
鹿島との対戦時にもっとも気をつけなければならないのはリスタートであり、野沢という優れたキッカーから質の高いボールが入ってくるし、中で合わせる選手の中でも、特に岩政は、厳しいマークに合いながらも得点を奪うだけの強さを持っている。彼は高さがあるというだけでなく、入り方や相手との駆け引きに長けている。また中田浩二も、隙を突いて入ってくることが上手い。
フォワードの人選が、大迫、田代、興梠の誰が出てくるか判らないが、ここのところ田代がコンディションを上げて良い働きをしているので、彼がスタメンで出てくると、リスタートで注意すべき選手が増えるし厄介な存在になる。
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