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【島崎英純】日々雑感-浦和レッズ・回想no.1(2011/3/17)

連日伝わる東北地方太平洋沖地震、及び福島第1原子力発電所関連のニュースに心を痛めている。私の住む埼玉も計画停電の影響で送電が止まる時間帯があるが、今のところ原稿を執筆し、それを皆さまにお届けする環境は十分整っている。だから私は、今後も私の出来ることを粛々と行っていきたいと思う。どうか皆さま、よろしくお願い致します。

現在、浦和レッズは3月21日の月曜日まで、1週間のオフ期間に入っている。ゼリコ・ペトロヴィッチ監督とアドリエ・ボヘルスコーチは家族の待つオランダへ一時帰国したが、その練習再開時には再来日する予定だ。また選手たちは昨日(3月16日)、JR浦和駅西口の伊勢丹前で大震災や津波による被災者救援を目的とした募金活動を行い、約2時間で1,819,249円の募金が集まった。当初、選手は選抜された8人で募金活動を行う予定だったが、それを伝え聞いた他の選手も続々現地に集結し、総計15人の選手たちが街頭に立ち、募金を募る大きな声を上げていたという。またクラブでは今後もレッドボルテージ、レッズゲート、レッズランドなどの各施設で義援金の募金箱を設置し、引き続き義援金を募ることになっている。

これ以外にも、浦和レッズでは今後東北地方太平洋沖地震などに関連した様々な支援活動を実施する考えがある。その活動状況についても逐一お伝えしていきたいと思う。

さて、今のところチームがオフになっているため、この間の日々雑感の内容をどういったものにしようか思案した。そんな中、先日『浦研プラス』の中で福田正博氏と話をしていたところ、思い立って福田氏に過去の試合や出来事についての思い出話を振ったところ、大変興味深いお話が聞けたので、この日々雑感でも、しばらくは私の中での『浦和レッズ・回想』なるテーマで書き綴りたいと思う。

まず今回は、私が初めて記者として浦和レッズの試合を取材した時の思い出を。

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