仙蹴塵記

【この瞬間から】JリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド第1回戦・沼津戦 54分

大会形式が大きく変わったJリーグYBCルヴァンカップで、ベガルタ仙台は勝ち進めばJ1クラブと戦う機会を得られるはずだったが、初戦でJ3沼津に屈した。残念な結果に終わったが、特にこの日に出場機会を得た選手には苦いものも含め経験を生かすことが必要だ。

今回はこの試合での先制点となった54分の得点場面を取りあげるが、その前に試合の結末部分について触れておきたい。菅原のゴールで先制した後に一度追いつかれた仙台は、83分にCKから郷家友太のゴールでまた勝ち越す。しかしそれから4分後に追いつかれると、90+4分にたたみかけられて計3失点。逆転負けを喫した。森山佳郎監督が常日頃「失点したとしても、連続失点は防がなければ」と意識付けして厳しい練習をしてきただけに、重たい課題が残った格好だ。試合後の監督会見前にしても、試合翌日の練習前にしても、チームは長めのミーティングで細かくこの失点場面とそこに至るプレーをチェックしていた模様だ。

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