仙蹴塵記

【練習場から】背番号が変わりました(1)MF 10 鎌田大夢

2024シーズンのベガルタ仙台が始動した。9人の新加入選手を迎えるなかで、昨季から引き続き在籍する選手には新たなシーズンで背番号を変えた選手もいる。チームとしても個人としても再起をかけるシーズンで、思いを新たにした選手達の言葉をお届けする。

背番号を変更した選手の中で、特にインパクトが大きかったのが鎌田大夢だ。32から10へ。10はこの競技においてチームの中心的役割を果たす者が背負う番号で、多くの場合は中盤でゲームをコントロールする選手に託される。この仙台では今季さらに特別な意味が加わっている。2006年から2019年、2022年から2023年にかけて10番を着けていたのは梁勇基。昨季をもってその20シーズンにわたるプロ生活にピリオドを打った名手のものだった。

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