仙蹴塵記

年初のご挨拶

謹んで初春のお慶びを申し上げます。

2024年も【仙蹴塵記】をよろしくお願いいたします。昨年は取材環境が感染症禍の前の水準にかなり戻ってきたため、この【仙蹴塵記】でお届けできるものも増えました。今年はさらに内容を充実させることができれば幸いです。

ベガルタ仙台は森山佳郎新監督を迎え、出直しの年となります。J1を目指すこと、その過程で戦える選手を育てることなど、やるべきことは多いのですが、それは長年で一つひとつ達成するのか、はたまた今年のうちにかなりのものが叶えられることなのか、現時点では何もわかりません。その過程を取材し、伝えられるものが多くなることを願いつつ、現場に赴きたいと思います。

選手もスタッフも、それぞれの決意とともに新シーズンを迎えます。昨季に大卒で加わった4選手は2024年の年男。特に仙台アカデミー育ちの菅原龍之助選手は、名前に『龍』の字を有し、辰年の活躍を期待したい選手です。2023年12月15日には仙台中央郵便局で年賀状受付のイベントに参加していましたが、このオフシーズンには地元・石巻市などでホームタウンの方々と様々なかたちで触れ合っていました。2023シーズンにチームの同年最後のゴールを決めたFWは「地元出身やアカデミー出身の選手が活躍することで、今いるユースやジュニアユースの選手にも活力を与えられると思いますし、そういったプレーをこれからも続けられるようになりたい」と新しい年に向けた決意を口にしています。

彼のような地元出身の選手も、新しく仙台人になった選手も、それぞれが持ち味を発揮し、前年より笑顔の多いシーズンになることを期待したいですね。芯のある強化や育成のもとで力をつけていけば、きっと結果はついてくる筈です。

なお、今後の更新予定につきましては、5日にその時点での選手動向を簡単にまとめ、始動日からまたレポートをお届けできればと思います。キャンプレポートは条件次第で未定ですが……なるべく節々でチーム状況を伝えられるように努力いたします。

それでは2024年もよろしくお願いいたします。

板垣晴朗

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