仙蹴塵記

明治安田生命J2第26節・金沢戦。この事態で何を引き継ぎ、何を変えるのか


今週のベガルタ仙台は荒波に揉まれている。9日の明治安田生命J2第25節・栃木戦で引き分けてから中2日で天皇杯3回戦・名古屋戦へ。ここで出場したメンバーが、J1の名古屋を相手に今季最高クラスの内容でPK戦までを戦い抜いた。しかし仙台に戻った翌13日、練習前のタイミングで伊藤彰前監督の退任と堀孝史監督の就任が発表される。新体制での次節・金沢戦への準備期間は3日間だ。うち13日はコンディション別の調整で、名古屋戦のメンバーはクールダウンメニューで、残る選手たちは渋谷洋樹ヘッドコーチの指揮のもと、エリアの広さや役割を変えながらの戦術練習やシュート練習に取り組んだ。

果たして、監督交代で何を引き継ぎ、何を変えるのか。これは目の前の試合だけでなく、この先のクラブが目指すものに関わる問いである。

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