仙蹴塵記

【この瞬間から】明治安田生命J2第26節 琉球戦 5分

ベガルタ仙台が3連勝を狙った明治安田生命J2第26節・琉球戦は、1-1の引き分けに終わってしまった。1点止まりに終わったことも、崩されたというよりミスから自滅しての失点も反省材料だが、今回について言えば前者の方のウェイトが大きい。
原崎政人監督も試合後の会見で「判断のミスが多かった」と繰り返しており、その例として「進入してもらいたいところに行かない」「ボールを持ってほしくないところで持ってしまう」「いつもの試合より要らないボールタッチも多かった」「スペースがないのに突っこんでカウンターを受けた」「いつもよりボールを動かすスピードが上がらなかった」と、様々な要素を挙げている。最近の試合で仙台は突くべきスペースを突く判断力の向上や、突けたときにゴールを確実に決める力を垣間見せていただけに、勿体ない試合だった。

では、どういう攻撃をしかけたときが良かったのか。となると、やはり先制点を決めたときの流れが一番の好例になる。5分に真瀬拓海が今季2ゴール目を蹴りこんだ場面は、連係面でも個人の強さでも理想的だった。

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