2024年総括&展望(3)ビルドアップ(1)|#ジェフユナイテッド千葉
●ショートパスとロングパスの配合
ゴールキックなど自陣最深部からでも安易にロングボールを蹴ることはせず、パスをつないで前進を図る。ただし、ビルドアップの目的は得点ですから、得点につながる状況なら、躊躇なくロングボールも使う。ショートパスかロングパスか、速攻か遅攻か、そういう二者択一ではなく、全部あるのがサッカーです。
ビルドアップに対して、相手が10人のフィールドプレーヤーをマンマークすることもあります。その時は相手ゴールに近い1対1のところへボールを届け、1対1に勝てば即決定機になりえますから、そこが第一の選択肢になる。もともとビルドアップはロングパスを含むのがセオリーです。
千葉のビルドアップはセオリー通りと言えるでしょう。ただ、2024年はビルドアップがうまく行かない時期がありました。
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