犬の生活SUPER 西部謙司WEBマガジン POWERED BY EL GOLAZO

スプーン一杯の狡猾【#明治安田生命J2リーグ】第20節 1○0 #徳島ヴォルティス|#ジェフユナイテッド千葉

●理不尽な一撃からの決勝点

3試合連続の1点差勝利です。内容的に勝っている試合を勝ち切れない時期がありましたが、ここに来て拮抗している試合を勝てている。

「厳しい試合をものにできたところに成長を感じます」(千葉・小林慶行監督)

小森飛絢の66分のゴールが決勝点でした。というより、佐々木翔悟のシュートが凄かったですね。FKを素早く横につないでからのロングシュート。そんなに思い切り振った感じでもないのでビューンと飛んでいってGKの手を弾いてポストへ当たり、小森がしっかり詰めて押し込みました。

全体的には一進一退。攻め込み自体は徳島の方が多かったかもしれません。佐々木の理不尽なキックが勝敗を分けました。

得点の直前、千葉は高木俊幸から岡庭愁人への選手交代を行っていました。これで一瞬、徳島の集中が切れたところはあったかと思います。早いリスタートでその隙を突いたとも言えます。

終了近くの時間の使い方もうまくなった気がします。それまでとそんなに大きく変わったわけではないと思いますけど、より丁寧になりましたね。

●サイドへのロングボールをめぐる攻防

2024明治安田生命J2リーグ第20節 ジェフユナイテッド千葉フォーメーション

この試合のポイントは千葉の攻め込み方と、それに続くプレッシングの成否だったかと思います。

(残り 1830文字/全文: 2369文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ