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勝ち切れたという意味では大きい試合【#明治安田生命J2リーグ】第18節 2◯1 #ファジアーノ岡山|#ジェフユナイテッド千葉

●勝ち切れたという意味では大きい試合

これまで内容的に優っている試合を落とすこともあった千葉でしたが、今回はリードを守り切って勝利できました。試合後に小林慶行監督が言っていた「熱量」があったということでしょうか。

「あまり気持ちばかり言いたくはないのですが、熱量を高めることは絶対に必要」(小林監督)

もちろん気持ちだけで勝てたわけではありませんが、そこに意識を強く持っただけの効果はあったかもしれません。

18分に田中和樹のクロスボールから田口泰士がボレーで決めて先制。その後もペースを握って攻め込みます。後半に入って岡山が反撃、56分に岩渕弘人が柳貴博のクロスから同点とします。

このまま終わったら、内容は良くても勝点が積み上がらない課題はそのまんまでしたが、千葉にとってちょっとした幸運がありました。この後に岡山のDF田上大地が2枚目のイエローカードで退場になります。これで岡山の勢いが一時的に鎮火した感じになり、その直後に小森飛絢が勝ち越しの2点目をゲットします。

87分には逆に佐々木翔悟が退場となるピンチ。終盤は10人同士のノーガード気味の打ち合いになりましたが、なんとかしのぎました。

●田口のボレーで先制

2024明治安田生命J2リーグ第18節 ジェフユナイテッド千葉フォーメーション

キックオフ直後に佐々木とルカオが空中戦でいきなりの激突。どちらも無事でしたが、思い返せば波乱の予兆だったかもしれません。

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