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#フアンエスナイデル 監督「アイデンティティーをここで見せないのはあり得ない」【試合後コメント】#増嶋竜也 #船山貴之 #茶島雄介(取材:EL GOLAZO)

明治安田生命J2リーグ第12節
ジェフユナイテッド市原・千葉 1〇0 ファジアーノ岡山
https://jefunited.co.jp/top/matches/2018/0503/result/

フアンエスナイデル監督
とても良い試合をしたと思う。前半からどこからでも(攻撃に)行けるようにしていたし、あんなに守備がうまく、得点を決めるのが難しいチームに対してそれができた。勝ちに値するゲームをした。(ファジアーノ岡山は)我々と全く逆のスタイルの相手。我々は直接的な攻撃はあまり得意ではないし、ファウルが多く、特に後半はファウルでリズムを崩されたが、勝ったことはとても大切だ。しかも良いサッカーをして勝ったという結果に、とても満足している。

(前節・ヴァンフォーレ甲府戦から一転、本来のハイプレスに戻した意図は?)ホームに関してはエッセンスというか、象徴というか、これ(ハイプレス)が我々のやり方だ。去年、せっかく勝ち取ったこのアイデンティティーをここで見せないのはあり得ない。もちろんリスクが高いのは分かっている。

(サイドバックに置いた)(ホルヘ)サリーナスやチャジ(茶島雄介)は慣れていないポジションでよくやってくれた。ただ、リスクを負う時期だったと思うし、そういう意味では彼らだけでなく、選手全員に感謝している。うちの選手は素質が高いので、やる気を見せれば、できることは証明されている。なので、メンタルの状況をいち早く見つけることが(私の)仕事だと思っている。

DF 5 増嶋竜也
前向きな守備ができた。攻撃的に攻め、両サイドバック(SB)の位置が高かっただけに、守備はカバーする部分はあったが、ドゥー(近藤直也)さんと自分とアンド(熊谷アンドリュー)でしっかりできたので、あまり危ないシーンはなかった。アンカー(システム)の良さが出た試合。攻守において良かった。もちろん毎試合、無失点を目指しているが、いまのチーム状態を見れば、勝ちが一番の自信になるし、一番のポジティブな材料になる。勝ちにこだわった試合をしたいと思っていたので、結果が出て良かった。

前回(前節・甲府戦)は3バックで引き、今回もそこまで(ラインを)上げずに自分とドゥーさんが常に前向きにプレーできるライン設定で、プレイスバックを心掛ければ、セカンドボールを拾えると思っていた。そこを意識したので、自分とドゥーさんが得意な守り方だった。イケイケにならずに、しっかり守った状態からチャンスを狙う部分ではいい試合運びができた。結果的に狙ったゴールではなかったかもしれないが、しっかり後ろが安定していれば、あのようなゴールが生まれるとも思う。

FW 11 船山貴之
(決勝点について)前半、2回外しているので、あれが入って本当にラッキーでした。

(右ウイングに入った試合を振り返って)幅を持ってプレーしたい感じだった。中に行きたくてもちょっと我慢しながら、外から外からってゆうのを意識した。岡山の弱点を突けることができたか、できなかったかは分からないが、結果的に良かったと思う。

(甲府戦の勝点1を生かしたゲームとなったが?)きょうみたいな試合ができれば、もっと勝ち星を積み重ねられる。そんなに簡単ではないが、こういう試合を多くしていきたい。(後半アディショナルタイムに奪った)甲府(戦)の1点からこの試合で勝てたのはチームにとってすごく大きいし、すぐ試合がくるのは自分たちにとっては良いことなので、この流れで行くたい。

DF 25 茶島雄介
前半からいい入りができ、チャンスも結構作れていたし、狙いどおりできた。その中でも1点取ってみんなでつかんだ勝利だ。ホームでは絶対に負けられないと思っていたし、監督も「前節(甲府戦)、ラストプレーで追いついた試合を次に生かさないといけない」と言っていたので、勝点3を取れて良かった。また(次節・大宮アルディージャ戦は)ポジションやシステムがどういう風になるかは分からないが、きょうの勝点3を次につなげられるように準備したい。

(慣れない右SBに入ったが?)基本的にDFなので、守備から入って、絶対に一対一とか球際で負けないと全員が意識してできた。どこのポジションをやっても変わらないが、よりそういう気持ちが強かった。4枚でのSBは練習でも、そんなにやっていないので、(周囲との連係が)最初は合わない部分もあったが、徐々にできていった。チームの新たなオプションになってくれればいい。

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