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【レビュー】J2第19節大分0-1千葉@大分銀行ドーム「小柄なテクニシャンのテレパシー。危険だったラインコントロール」(文・西部謙司)2,263字 2015/6/22

●6試合ぶりの勝利

 やっときました勝ち点3、5月9日の明治安田J2第13節の讃岐戦以来でした。ようやくトンネルの出口が見えてきた感じでしょうか。

 内容的には辛勝です。シュート数は大分の9本に対して、千葉はたったの3本ですよ。チャンスメークも大分のほうが多かった。正直、運もよかったと思います。千葉はディフェンスラインを高い位置に置いていましたが、けっこうその裏をとられていたのが苦戦の原因でした。上げるのはいいのですが、もっと機敏かつ揃っていないと危ない気がします。

 37分に町田也真人からのプルバックを井出遥也がダイレクトで叩いて1点、結局これが決勝点になります。あとは森本貴幸のヘディングシュートぐらい。勝つには勝ちましたが、正直かなり不安になる内容ではありました。

●不完全なラインコントロール

 佐藤勇人が戻ってきました。前節交代出場した谷澤達也もスタメン。ユーロ予選から戻ってきたネイツ・ペチュニクはベンチスタートですが、現状でベストなメンバーが揃った感じです。

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千葉 先発フォーメーション

[4-2-3-1]
森本
谷澤 町田 井出
パウリーニョ 佐藤勇
中村 大岩 キム 金井
岡本