【レビュー】J2第19節清水1△1千葉@アイスタ-「夏場に向けた課題」(文・西部謙司)
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明治安田生命J2リーグ 第19節
清水エスパルス 1△1 ジェフユナイテッド市原・千葉
http://www.jefunited.co.jp/top/matches/2016/0619/result/
●9戦無敗もまた1ポイント
清水に先制されながら、先発出場のオナイウ阿道が期待に応える同点弾。1-1の引き分けで9戦負けなし。とはいえ、内訳は3勝6分け。アウェイは4戦連続の引き分けです。引き分け多すぎですが、今回は相手が清水ですし悪い結果ではないでしょう。ただ、内容的には厳しかったですね。
ラスト10分間は押し込んでチャンスを作りましたが、それ以外はほとんど決定機もなし。シュート9本はやや少ない。ところどころ主導権を取れた時間もあったとはいえ、清水には倍近くの17本のシュートを打たれていますし、際どいピンチも多かった。引き分けで良かったという感じでしょうか。
●オナイウ同点弾
エウトンが出場停止、トップにオナイウが入りました。2列目の右には山本真希、前節お休みだった多々良敦斗が右サイドバック(SB)に復帰しております。前節の東京ヴェルディ戦[2△2]、見事なドリブルシュートで得点した井出遥也はベンチスタート。スペースが空いてくる後半に投入して勝負という狙いでしょうか。
オナイウ阿道 | ||||||
船山貴之 | 町田也真人 | 山本真希 | ||||
アランダ | 長澤和輝 | |||||
阿部翔平 | 近藤直也 | イジュヨン | 多々良敦斗 | |||
佐藤優也 |
17分、鄭大世に正面25メートルぐらいからFKを決められてビハインドになります。グイッと落ちたボールはバーの下側をたたいてゴールイン。コースはやや甘めながら、スピードと変化がありました。
千葉は21分に追い付きます。町田也真人が倒れながらオナイウへパス、オナイウが1人抜いて左足で低くて速いシュート。パワーの乗ったいいシュートでした。この後、千葉はボールを支配しますが全くと言っていいぐらいチャンスを作れません。清水にもそれほど崩されていなかったのですが、船山貴之の背後に入り込まれてのロークロスと、FKからの三浦弦太のヘディングシュートが危なかった。
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