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【試合後コメント】J2第34節千葉0-0東京V@フクアリ – 関塚監督、高木、町田、幸野、山口智(取材:片村光博)(3,088文字)2014/09/28

関塚 隆監督
アタッキングサードのプレーには課題を残した

「本当に多くのサポーターが駆け付けてくれて、勝利をプレゼントしたかったが、ホームで引き分けという結果を残念に思っている。選手たちは本当に勝とうとする意志、残り9試合で1試合1試合勝利を積み重ねていくという姿勢が出ていたので、それを次の試合につなげていきたい。内容的には前半、少し体が重かった。だから、アタッキングサードでどうしても背後に出ていけなかった。後半は東京Vも少しラインが下がってくれたというところもあるのかもしれないが、ボールを動かすことはできてきた。やはり、背後に出ながらアタッキングサードのプレーには課題を残した。東京Vも前半のポスト、後半のクロスバー(に当たった場面など)、クロスからのところでもいくつかチャンスを作られていたが、われわれも決めるべきチャンスはあったし、勝つチャンスというのはあった。こういう試合が続くが、前を向いて次に向けてまた準備をして戦いたい。(残り15分くらいからケンペスを入れて2トップにしたが、あのタイミングでそうした意図は?)中盤のところで町田もボールをよく受けて全体が押し上がっていたが、そのあとのアタッキングサードのところでもう一つ深いところまで行けていなかった。2トップで少し動きを入れさせながら、そして起点を作ってサイドから、あるいは連動した中での攻撃というところを作る。そういう意味で起点を二つ、前に置きたいという意図だった」

GK 24 高木 駿
全体的な守備の意識をもう少し意識させたい

「(どんな思いで試合に臨んだ?)天皇杯で2試合しっかりやっていたので、Jデビュー戦だからといって思い入れることもなかった。平常心で入れた。でも、結果にはこだわらないといけないと思っていた。勝ちたかったけど、個人的には無失点で抑えられたので、次につながる形で終えられたかなと思う。失点はしなかったが得点はなくて、そこが一番の改善点。守備の部分は少しフリーでシュートを打たれる場面が多くて、攻め込まれてからマイナスのパスに対して出て行くとか、それが足りなかった。守備に関しては、DF陣に対してはボールへの寄せとかを早くさせなければ。攻撃に関しては、攻撃に関わる人数が少なかった、停滞する時間が多かった、CBが持っているときも前線の選手が止まっていたりして、流れができていなかった。もう少し流動的にしなければいけない。

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