犬の生活SUPER 西部謙司WEBマガジン POWERED BY EL GOLAZO

【試合後コメント】J2第32節千葉1-0岐阜@フクアリ – 関塚監督、町田、佐藤勇、大岩(取材:片村光博)(3,743文字)2014/09/20

関塚 隆監督
もう少し改善して安定した戦いをしていかなきゃいけない

「前半、非常にアグレッシブに相手の高い守備ラインのところをうまく狙いを持って、良い形が数多くできていたが、だんだんとその一つのことに固執し過ぎた。点を取ってからもう少ししっかりボールを動かすこと。それからミスが非常に目立ったので、そのあたりをもう少し改善して安定した戦いをしていかなきゃいけないというのを、1試合をとおして感じた。ただ、サポーターから最後まで本当に熱い声援をいただいて感謝しているし、そのためにも追加点が非常に欲しかった。(今日は中央の選手をだいぶ入れ替えたが、その意図は?)中盤のところでもう少し前線に出ていく動きを持ちたいというところで、今日はメンバーを入れ替えて戦った。(前半から相手がディフェンスラインを上げてくる裏をかなり突いていたが、それはかなり狙って準備していたところなのか?
「どういうふうに裏を突くかというところと、相手を押し下げたときには通常どおりの形で狙う。そのあたりのところを、今日は選手間でも試合前に狙いどころを定めて、少し話をしながら(試合に)入っていった。(前半の戦いぶりには気持ちも入っていたと思うが、監督はどのように思われたのか?)前半は非常に良かったが、1点取ったあとに縦のボールを狙い過ぎてGKに行ってしまう部分があった。もう少しそのあたりの動きの変化と、ボールも直線的ではなくてアングルをもう少しうまく使えるようになれば、また幅も使えるようになる。そういう面ではアタッキングサードに入るところのプレーの精度と狙いというものを、もう少しチームで確立していかないといけないと思った。(谷澤と井出が途中でポジションを左右で入れ替わっていたが、ベンチからの指示なのか?)選手の判断です。斜めに行って、そこからすぐに戻れるところというところで、おそらく。町田也真人もサイドに戻っていたときもあると思うので、そのあたりは攻撃の流動性からの部分で、僕の指示からではない」

MF 28 町田 也真人
最初の15分は裏を狙うことを意識していた

「最初のプレーでCKにされてしまったことは、チームとして反省しないといけない。最初の15分は裏を狙うことを意識していた。それで空いたところで中盤を使うことをうまく入れたかった。あまり縦、縦にならない時間が前半のうちにあれば、もっと良かった。(今日のプレーには躍動感があったが?)とりあえず、めっちゃ疲れた(笑)。予想以上に疲れたけど、毎試合これくらいやんなきゃいけないかなと思う。無駄走りになっていたことも多いかもしれないけど、一人二人こういうことができれば、もっとアグレッシブなサッカーになる。やっぱり1-0じゃまだ分からないし、もう1点を取りにいったり前からプレッシングという、後ろの選手が助かるようなプレーを心がけていた。(得点の場面を振り返って?)(山口)慶さんが裏に蹴りそうな感じがあったので、ラインを見ていた。うまく抜けられそうな感じがあったので、そこに良いボールが来た。中を見たらヤザさん(谷澤)がどフリーでいた。あれは難しいゴールだったと思うけど、よく決めてくれたなと思う。

(残り 2459文字/全文: 3769文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ