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【試合後コメント】J2第22節栃木0-2千葉@グリスタ – 関塚監督、井出、佐藤健、兵働、山口智(取材:片村光博)(2,914文字)2014/07/20

関塚 隆監督
選手とサポーターが勝たせてくれた

「立ち上がりに先制して、非常に難しいゲームの入り方をしたが、選手たちが落ち着いて、一つになって守るときは守る、攻めに出るときは攻めに出るという形でよく戦ってくれた。サポーターがアウェイでありながら非常に多く来てくれたことに感謝している。僕も久々のリーグ戦の初戦で少し熱くなったところもあったが、選手とサポーターが勝たせてくれた。そういう意味では感謝している。(先制後に押し込まれる時間帯が続いたが?)「相手は縦に速くて、一つ入れてセカンドボールを拾ってきた。あとは2トップの廣瀬選手の距離感が良くて、あそこで収まってしまうと全体がグッとスピードアップしてくる。そこに注意をしていた。入れられたところに行き過ぎるとそこにスペースが生まれてくるので、逆に入れたあとのところをしっかり拾うようにした。でも、そこから相手を押し込めなかった。しっかりと自分たちのボールにして、攻撃に移せなかった。このあたりは次に向けてまたトレーニングしていかないといけない。(今週行ったミニキャンプを経て得た成果と課題は?)僕自身はやはりホテルに泊まって一人ずつと話す時間を持ちたかった。その時間にあてた。トレーニングの流れのところでは、この週末に試合があったのでそれほど変化はなかった。ただ、一人ひとりの意思というものを確認して、チームが一つになって1試合ずつ戦っていくという作業が、今回の目的だった。そういう意味ではこの試合を2点を取って無失点で勝てたということは次につながるし、つなげていきたい。(就任から公式戦2連勝だが、上位進出への手ごたえは?)まだやはり、1-0のときに同点にされてもおかしくない、2-0から1点を取られたらまた分からないというところがあった。サッカーは本当にメンタルの影響があるスポーツなので、まだまだトレーニングで選手たちともっと成長していかないといけないと感じた」

MF 26 井出 遥也
得点は自分の中でやっていた形

「(得点を振り返って?)練習から相手が付いてこなかったら入っていくという形は自分の中でやっていた。それがうまくフリーになって得点につながったので、本当に良かった。(先制後にやや押し込まれたが?)相手は蹴ってそのセカンドを拾ってくるという中で、取ったボールを大事につなぐという部分で、少しできなかった部分があった。ただその中でもモリさん(森本)が抜けたり、攻撃の最後の形というのは、練習でやっているぶん少し崩しの部分ができてきた手ごたえがあった。最後の部分で崩したあとをどう得点につなげるかが大事だと思うので、そこをもっと練習の中から詰めていけたらいい。

(残り 1829文字/全文: 2934文字)

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