【キャンプレポート】細部へのこだわりと、個人スキルの向上。沖縄・読谷村キャンプから見える狙い(文・写真:片村光博)2014/01/29、2014/01/30
沖縄県読谷村で行われている千葉の1次キャンプ。29日はその3日目にあたり、この日の練習では鈴木淳監督および江尻篤彦コーチから基本スキルについてみっちりと指導がなされた。
■徹底したディテールへのこだわり
午前はウォーミングアップ系のメニューをこなしたあと、DF組、ボランチ組、アタッカー組に分かれてそれぞれが別の練習に移行。それぞれがポジションごとに特化した練習(DF組=クロスのクリア、ボランチ組=パスワーク、アタッカー組=スルーパス+シュート)を行った。特にアタッカー組の練習には、パスの出し方、受け方、そしてそのタイミングなど、鈴木監督が直接細かい指導を与えた。「オフェンスの選手に要求されるのは、いかにゴールを取るか。ゴールを取りたいという意欲とプレーの精度を追求して、アタッカーの選手たちには要求している」(鈴木監督)。
その後に行われたのは攻撃練習。基本的には前線にクサビを当てて落としたボールからサイドへ展開、クロスをシュートというオーソドックスなものだが、シュートに至る過程の自由は保証されており、各々の自主性と創造力が測られる場にもなった。鈴木監督は最初の一手からボールの出し手がトップの選手を見ることを要求し、常にゴールへの最短距離を意識に置きながらプレーすることが求められた。
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