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10月25日秋田監督会見全文②【いわてグルージャ盛岡】

<クラブ体制の変更について>

進行:この度、株式会社いわてアスリートクラブが発行し、同社の親会社であるNOVAホールディングス株式会社が保有する株式、保有比率にして全体の51.4%のうち、その一部株式、全体の33.4%をこちらに登壇しております秋田豊に譲渡することになり、公益社団法人日本プロサッカーリーグJリーグにおいて本株式譲渡の承認がなされましたため、1024日付で株式譲渡契約を締結いたしました。また、同時に株式会社いわてアスリートクラブの代表取締役社長兼オーナーに秋田豊が就任いたしました。前社長の坂本達朗は取締役社長を退任、また同社代表取締役の稲吉正樹、取締役の勝田麻記子、同じく取締役の村越美夏がそれぞれ退任いたしました。在任中の承りましたご厚情に対し、厚く御礼申し上げます。

 

 

以下、秋田新社長あいさつ

 

まずはじめにオーナーになるというところの経緯をお話しさせていただきます。

8月の大分戦のときに稲吉オーナーから「少し話をしよう」ということで食事をしながら話をさせてもらいました。そのときに「来季、オーナーとしてやってみないか」というふうに言われました。

正直言ってびっくりしました。オーナーという仕事は自分がすべきものなのかどうか、まったく理解ができなかったというか、最初のインパクトを受けました。そのあと、サッカー関係者、社長経験者、いろいろな方に相談をしたところ、ほとんどの方に「やめたほうがいい」というふうに言われました。ただ、ここ3年グルージャに来て、そのチャンスをいただいたのも稲吉オーナー、NOVAホールディングスのおかげですし、こういうお話をしてくれたのも稲吉さんです。稲吉さんが僕にいろいろなチャレンジをさせてくれて、「逆にこれもチャンスじゃないか、チャレンジしてみたいな」と思い始めてきたのがありまして、最終的にだいたい3週間前くらいに決断をし、オーナーに結論を伝えました。

これからは社長としてグルージャをどうしていくのか、監督をしながらもいろんなイメージを持ちながら考えてきました。もちろん、J2に残ることが一番というのは重々わかって、そこも準備をしながらでしたけど、こういう結果になってしまったので。次J3になって一番の目標としては、来季J2に戻るということを目指していきたいです。

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