「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

柴崎の帰還で期待するもの/【コラム】

柴崎岳が帰ってきた。

チームの期待は大きい。岩政大樹監督は「当然、期待はしますし、彼が示してくれる基準がこれからまた鹿島の新しい基準になると思うので、ピッチ内外でいろんな期待をしているところです」と、柴崎がチーム全体に大きな影響を与えてくれると信じていた。基礎練習でいかに楽をしようか虎視眈々と狙っている鈴木優磨にとっても、つねに自分のベストを出そうとする柴崎の姿勢は、いい刺激になるだろう。

若手にとっても植田直通や昌子源が手本になっているのと同じように、これ以上ない手本となるはずだ。

若手のなかにはかつて柴崎のプレーに憧れた選手が何人もいる。彼らにすれば待ち焦がれた瞬間だろう。そんな若手と同じくらい、この瞬間を待ち望んでいた選手がいる。土居聖真だ。

 

 

(残り 600文字/全文: 937文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ