「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【プレビュー】鹿島の前に立ちはだかるネルシーニョと、3連戦の鍵を握る土居・中村・柴崎/明治安田生命J1リーグ2ndステージ第13節 ヴィッセル神戸戦(2015.10.02)

 今回ばかりは、対戦チームよりも対戦する指揮官を意識せざるを得ない。ネルシーニョ。彼にはこれまでずいぶんと苦しまされてきた。これまでの対戦成績を並べてみると、その数字には驚きを禁じ得ない。

2015年 7節 H 1-2
2014年 28節 H 2-3
  11節 A 0-1
2013年 24節 H 3-1
  16節 A 1-2
2012年 34節 H 2-0
  ナビ準決勝② A 2-2
  ナビ準決勝① H 3-2
  15節 A 1-1
2011年 28節 H 0-1
  6節 A 1-2

 2011年から2014年までを柏、2015年から神戸で指揮を執っているネルシーニョだが、大迫勇也が大ブレイクした2012年以外は、ずっと分が悪い戦いを強いられ、2011年からの成績は3勝2分6敗。先の1stステージの対戦も、負けるような試合ではなかったはずが、高崎寛之と曽ヶ端準の連携ミスによる失点などが響き勝つことができなかった。アウェイでの対戦に限ると、じつに2004年2ndステージ15節にまでさかのぼらなければならない。

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