「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

堅忍不抜/【レビュー】明治安田生命J1リーグ第14節 ガンバ大阪戦

 いろいろとうまく噛み合わない。そういう流れに入ってしまったのだろうか。非常にもったいない引き分けとなった。

 球際で激しく来たサガン鳥栖との試合の反省を踏まえ、チーム全体で球際で負けないことを強く意識して前半から入った。ところが、マークに食いついてくる鹿島の守備はガンバ大阪に取ってみれば願ってもないやり方だった。鹿島のボランチが強くボールに行けば行くほどバイタルにスペースが生まれ、食野亮太郎やアデミウソンがパスを引き出す場所を与えてしまう。

 相手の狙いどおりの崩しにはまり13分に先制弾を許してしまった。

 

(残り 4783文字/全文: 5068文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ