「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

アウェー2連戦を感じさせない”アグレッシブ”な試合運び。評価できるリーグ2連勝/【レポート】明治安田生命J1リーグ第11節 ヴィッセル神戸戦

 シュート18本、被シュート1本。それで結果は1-0という最少得点の勝利では、諸手を挙げて満足を示すことは難しい。清水、神戸とシーズン途中に監督交代を行わなければいけない状況のチームに連勝しても、試合内容には自分たちのパフォーマンスだけでなく、相手の低調さも多分に反映されているからだ。そこから、自分たちの強さだけを推し量ることは難しい。

 ただ、あまりに楽観的な想像なのかもしれないが、やっぱりあと一歩前進できれば、チームはグッと強さを増すのではないだろうか。少なくとも、それだけのポジティブな夢想を許してくれる試合ではあった。

 

 

(残り 2667文字/全文: 2969文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ