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ゲームプラン完全遂行!ショートカウンター一閃で上位愛媛から勝点3奪取【第11節愛媛戦レビュー】

2023明治安田生命J3リーグ第11節

愛媛FC0-1(前半0-1/後半0-0)福島ユナイテッドFC
得点者
(福島)
34分樋口寛規

福島ユナイテッドFCは5月27日、J3リーグ第11節愛媛FC戦に臨んだ。

前半から愛媛の鋭い攻撃を受けたが、冷静に対応。そして34分相手のゴールキックをDF野末学がはね返し、MF吉永大志が右サイドにはたき、そのボールを受けたFW延祐太のクロスをFW塩浜遼が落とし、最後はFW樋口寛規がDFをかわしてゴールを決めて先制に成功した。

後半は愛媛が攻撃のギアを上げ、さらに防戦となったが、選手全員守備の集中を切らさず最後まで耐えきって1-0で勝利し、今季3勝目。14位に順位を上げた。

戦前のプレビューでの予想通り、守備の時間が長くなり、勝つのであればカウンターかセットプレーを決める形しか無いと思われたが、その想定通りカウンター攻撃を決め切って、その後は無失点に抑えきった。選手全員がこの試合のミッションを理解し、この試合に向けての戦術を遂行できたのが大きかった。

もちろんもっとボールを保持したいが、J3で下位という現状と愛媛の攻撃陣の技術の高さを見れば、割り切った戦いもしなければならないのは当然だ。守備的に戦いながらも、特に前半はボールを保持しながら時間を使おうという姿勢も見え、ここまでの積み上げも生かしている。チームの成長も感じられたウノゼロ(1-0)勝利だった。

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1.狙っていたカウンターを決め切った
2.最後まで集中切れなかった守備陣

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