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中2日の厳しさ否めず押され気味のスコアレスドロー、しかしプラス材料も【第9節讃岐戦レビュー】

2023明治安田生命J3リーグ第9節

福島ユナイテッドFC0-0(前半0-0/後半0-0)カマタマーレ讃岐

福島ユナイテッドFCは5月3日、J3リーグ第9節カマタマーレ讃岐戦に臨んだ。

前半は中2日の疲労は否めず、相手の位置取りが良かったこともあり、防戦一方となってしまった。後半は3-4-2-1にシステムを変えて少し押し込める場面もつくった。互いに決定的なシュートを奇跡的なクリアで防ぎ、スコアレスドローとなった。

この試合だけを見れば、全体的に押され気味の展開でのスコアレスドローで、あまり内容は良くない。ただ、J3は中2日、中3日の試合が年間2回程度と考えれば、プレー精度や活動量が落ちるのはやむを得ない面もある。そんな中でも守備陣が踏ん張って勝点1を積めて、4試合連続負け無しというのは悪くはない。

そして、3バックの両脇からのビルドアップや、中盤の選手のゲームメイクを見ていると、疲労が抜けてさらに連係が深まれば、面白い攻撃になりそうな予感は高まる。

ホームで無得点で勝点3を取れなかったのは残念だが、今後への期待が膨らむプラス要素もあった試合だった。

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1.後半の布陣変更で巻き返す
2.ビルドアップの質が高まる予感

(残り 2234文字/全文: 2749文字)

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