福島ユナマガ

服部年宏監督「『昇格の可能性が無いからやらない』と言う選手はプロじゃない。『目の前の試合1つ1つやっていくことが自分の評価につながる』と選手に話している」【第28節宮崎戦に向けて】

(全てユナマガ小林質問)
――岐阜戦を振り返って。

まず暑さで思ったような感じにならなかったのは非常に残念で、ただ条件は一緒の中でもっとこっちが走らないといけないというのがまずあります。少しサボるわけではないですが、(活動量が)減ると、ボールが動かなかったり、守備のところが足りなかったりして、相手のペースになったところがありました。ただ、前半追いついて良かったというのがあって、あとは後半は両方チャンスがあって、当然相手あってのこともあるので(点が)入らなくて、僕の中では引き分けが妥当かなと思います。もちろん印象的には最後(決定機が)2本くらいありましたが、その前にやられそうなところもあったので、同じくらいかなと思います。

――前節優勝の可能性が数字上無くなり、J2昇格の可能性も次節の結果次第で数字上無くなる状況についてと、そういう状況下で残り7試合何を目標にしていきますか。

正直、この世界で30年くらいやっているので、昇格が難しいのはちょっと前から分かっています。選手たちには「とにかく一つでも上に行くために1試合1試合戦っていこう」と言っています。もちろん数字上は(昇格の可能性が)ありますが、このサッカー界でそんなことはありません。現実を見てやっています。

――確かに少し前からまず目の前の勝利に向かわせて、選手の成長を促しています。それに対して選手たちも真摯に取り組んでいるように見えますが、監督の選手に対する印象はいかがですか。

当然ですけど、「昇格(の可能性が)無いから僕やりません」と言うような奴はプロじゃないと思っています。当然、大きな目標は大事ですけど、「目の前の試合1つ1つやっていくことが自分の評価につながる」という話はいろいろしています。今、一生懸命取り組んでくれていますし、前向きにみんなやってくれています。

――宮崎は前回会津での対戦は0-0のドローでしたが、どんな印象ですか。

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