福島ユナマガ

【無料公開】3連勝をかけた一戦!相手の位置取りとフィジカルコンタクトに注意【J3第13節奈良戦簡易プレビュー】

福島ユナイテッドFCは5月6日、とうほう・みんなのスタジアムにて行われる明治安田J3リーグ第13節奈良クラブ戦に臨む。

スケジュールがタイトなこともあり、今回プレビューは無しにしようかとも思ったが、3連勝のかかる大事な一戦ということで、無料公開で簡易バージョンのプレビューをお送りしたい。

福島は第11節いわてグルージャ盛岡戦で9-0と大勝、第12節アスルクラロ沼津戦は上位相手に辛抱強く戦い、2試合連続となったFW樋口寛規(写真)のゴールで得た1点リードを守り切り1-0で勝利した。勢いに乗る形で奈良戦に挑む。

奈良戦は2つの点に注意したい。

1.奈良の選手の立ち位置に注意

奈良は就任4年目のフリアン・マリン・バサロ監督により一貫してポジショナルプレー、良い立ち位置を取り、数的優位をつくりながらサッカーを進めようとしてくる。福島の布陣の穴を突こうとアンカーの両脇を突いたり、ペナルティエリアの角のスペースを突いたり、こちらの立ち位置も見ながらいろいろやってくる可能性は高い。FW浅川隼人が松本山雅FCへ、DF加藤徹也がFC今治へ移籍するなど主力離脱の影響は大きいが、ここまで5ゴールのFW百田真登や、MF嫁阪翔太らは警戒しなければいけない。

こうしたモダンなスタイルを標榜する奈良に対し、寺田周平監督も「僕自身興味のあるチームでもあるので、対戦することがものすごく楽しみな相手です。どっちがボールを握れるか、攻撃を仕掛けられるか、ファン目線で言って面白い試合をしたいですし、すごく楽しみですね」と楽しみにしている様子だった。福島側がこうした奈良の攻撃をどう封じようとするかも注目したい。DFや中盤にしっかりプレッシャーをかけられれば、優位に立てるはずだ。

2.フィジカルコンタクトに注意

スペインスタイルと言うと、華麗なサッカーというイメージがあるが、奈良は結構球際勝負やフィジカルコンタクトが強い。昨季2回目の対戦で依田光正前監督(現・清水エスパルスコーチ)が、こうした球際でのファウルが見逃されたことを語っていたことがあったが、ガツガツ来るのは覚悟しておいた方が良いだろう。こうしてガツガツ来る相手に対して、イライラしないことが重要だ。ナーバスになり過ぎにようにしたい。


この試合が終わると、約2週間リーグ戦は間が空くことを考えても、やはり勝ちたい試合だ。何としてでも3連勝で中断期間に入っていきたい。

(5月6日は明治安田J3リーグ第13節奈良クラブ戦後の監督・選手のコメントをお送りいたします)

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ