福島ユナマガ

【無料記事】キャプテンMF諸岡裕人「勝ちながら成長していくのが一番。アウェイで勝点3を取って帰って来たい」【第1節今治戦に向けて】

福島は3月13日(日)、明治安田生命J3リーグ第1節今治戦を迎える。今治戦に向けてのキャプテンMF諸岡裕人のコメントをお届けする(取材日3月9日、質問は全てユナマガ小林質問)。今節は開幕戦なので、特別に無料記事でお届けする。

――ここまでのチームづくりの手応えは?

もちろん開幕は大事ですが、それが100%では無いので、シーズン通してどんどん良くなっていくと思います。練習試合の内容と結果を考えると、危機感を持たないといけません。「練習でも質の部分にこだわらないと勝てない」とハットさん(服部監督)から練習前に言われて、自分もそう思います。良い内容だけでは勝点がもらえないので、開幕1週間前ですが、練習からこだわっていきたいです。

――今季の個人的な目標は?

Jリーグに入ってまだゴールが無いのでボランチとしてゴール前に顔を出して点を取りたいと思っています。ずっと言っているのはチームを勝たせる選手になるということです。数字(的な目標)も大事ですが、結果的に90分終わってチームが勝っている状況をつくり出せる選手になりたいです。「あいつが出ていると勝つな」と言われることが、ボランチとしての最高の評価です。自分が良くてもチームが負ければ自分のせいです。どうゲームを進めるかにもこだわって、チームが良いときはみんなのびのびやれると思いますが、チームが悪い時にいかに頑張れるか、チームにどんなことを与えられるかを意識してやりたいです。

――今治戦への意気込みは?

開幕は大事ですし、取れるか取れないかで、自信がつくか無くなるか決まります。良いゲームしていても勝点を取れないと、若い選手も多いので、チームとして自信を失います。福島に入ってから開幕ダッシュを決めたことが無いので、開幕はやはり大事だと思います。開幕からどんどん上げていきたいと言いましたが、勝ちながら成長していくのが一番なので、アウェイで勝点3を取って帰って来たいと思います。

(取材終了)

今季もキャプテンを務める諸岡裕人。チームを引っ張っていこうという気持ちが強いこともあってか、練習中から声を出して、チームを盛り上げ、選手の意識をより高めようと努めていた。

ここまでの練習試合での内容にはある程度手応えを感じているものの、「勝ちきる」という部分で危機感を持って臨んでいるという。始動からここまで積み上げてきたものを出しながら、よりプレー精度にこだわることが勝利につながると考えている。

まだまだチームは成長の途上にあるが、開幕戦に勝って、諸岡の言う通り「勝ちながら修正」できれば最高の形となる。まずは開幕戦、チームを勝たせるプレーに期待をしたい。

(3月11日夕方は服部年宏監督のコメントをお送りいたします)

 

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ