Dio-maga(ディオマガ)

【円コラム】不確定要素の海を泳ぐ

将棋や囲碁の世界ではすでに人類を凌駕し、ビジネスやマーケティングなど社会のあらゆる場面でも目にするようになったAI。スポーツ界にもさまざまな形でその領域を広げている。

Jリーグ界隈で、昨年後半からウェブサイトやアプリで目にするようになったのが「WARP(ワープ)」。説明によれば、「世界初のサッカー戦況予測AI(人工知能)を搭載した、AIサッカーシミュレーションメディア」なのだそうだ。

要は、totoの試合結果を予測するシステムなのだが、直近の戦績や過去の対戦成績などのデータに加え、先発・控えのメンバー予想やチーム状態などリアルタイムな情報なども材料にしている。そして特徴的なのは、勝敗やスコアだけでなく、戦況も含めて予測しようということ。サイト内の説明には、「週末に対戦予定のカードをAIが実際に100回対戦させて、試合の流れ、確率、得点数など、試合結果を予測」とある。

(残り 749文字/全文: 1135文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ