【円コラム】不確定要素の海を泳ぐ
将棋や囲碁の世界ではすでに人類を凌駕し、ビジネスやマーケティングなど社会のあらゆる場面でも目にするようになったAI。スポーツ界にもさまざまな形でその領域を広げている。
Jリーグ界隈で、昨年後半からウェブサイトやアプリで目にするようになったのが「WARP(ワープ)」。説明によれば、「世界初のサッカー戦況予測AI(人工知能)を搭載した、AIサッカーシミュレーションメディア」なのだそうだ。
要は、totoの試合結果を予測するシステムなのだが、直近の戦績や過去の対戦成績などのデータに加え、先発・控えのメンバー予想やチーム状態などリアルタイムな情報なども材料にしている。そして特徴的なのは、勝敗やスコアだけでなく、戦況も含めて予測しようということ。サイト内の説明には、「週末に対戦予定のカードをAIが実際に100回対戦させて、試合の流れ、確率、得点数など、試合結果を予測」とある。
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