浦レポ by 浦和フットボール通信

3得点の快勝で、選手たちの表情も明るくなる 懐かしのOBの姿も【試合取材後記 今日のミックスゾーンから】

試合後に選手たちが取材対応をするミックスゾーンでの選手たちの様子をたかねえがお伝えします。(Report by 河合貴子)

光った後半のゲームコントロール

埼玉スタジアムの帰り道、浦和の勝利を讃えるように満開の夜桜が咲き誇っていた。浦和が上位へと浮上するためには、酒井宏樹選手や関根貴大選手、アレクサンダー・ショルツ選手などチームの主軸の選手たちを欠いているとはいえ連敗は絶対に避けたい。ましてやホーム埼スタだ。相手は1勝1分け4敗19位と低迷しているサガン鳥栖だが、前節は昨シーズンのJリーグ王者神戸を相手に0‐0と奮闘した勢いで乗り込んできた。しかし、その出鼻を挫き3‐0の完封勝利であった。

試合が動いたのは開始5分、岩尾憲選手の左CKをチアゴ・サンタナ選手がピタリと合わせたヘディングシュートが決まった。

川井監督が「失点が少し早かったところで、少しゆとりを持って浦和さんが(パスを)回せるようになったと思う」と悔しがる浦和の貴重な先制点であった。

前半の鳥栖が放ったシュートはたったの2本で決定機を作らせなかったのは良かったが、かなり鳥栖にボールを保持されてしまった。逆に浦和は後方でゆっくりとボールを回し、鳥栖のプレスを引き出してロングボールからチャンスを作っていた。浦和は8本のシュートを放っていたが追加点が奪えず1‐0で折り返すことになってしまった。後半、必ず鳥栖は攻撃のギアを上げてくるはずだ。できれば、追加点を奪って後半を迎えたいところであった。

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