浦レポ by 浦和フットボール通信

マチェイ・スコルジャ監督「悲しい形でのお別れになります。でも人生とはこういう残酷な時もあります。来季の浦和の幸運を祈っています 私は去りますけど、長いお別れではないことを願っています」【CWCアル・アハリ戦 監督コメント】

マチェイ・スコルジャ監督

(試合の総括を)

立ち上がりはハイプレスをかけて、悪くはなかったと思います。でも10分経ったころからフィジカル的に苦しくなってきました。そこで相手に主導権を握らせてしまいました。そして2失点しましたけど、かなり痛い形での失点でした。避けられたミスがそこにありました。でもその後、ボールをより長い時間キープするというトライをしていました。

前半の最後のところはかなりいい形もでき、カンテのゴールも生まれました。だけど、フィジカル的に苦しいというのはもう前半のうちに見られました。そこでハーフタイムで2人選手を交代しました。フレッシュな選手を投入しました。後半も立ち上がりは良かったと思いますし、ブライアンのチャンスもそこで生まれました。PKからショルツが点を取って追いつくことができました。3失点目がその後あったんですけれど、佳穂の足に当たって入ったゴールでした。その後も、慎三がセカンドストライカーとして入って攻撃的にいきましたし、周作がPKを止めた活躍があったように、非常にキープレーヤーになっていたと思います。コーナーキック、セットプレーからチャンスは作れていたと思います。不運なことに終了間際のフリーキックで我々の希望は潰えてしまいました。非常に残念な結果となりました。

私自身もたくさんのミスを犯した試合だったと思います。選手の疲労の読みのところでも間違った部分があったと思います。準備の日数が相手より1日少ない中で、中2日でも十分回復できるであろうと思っていましたけれども、そうではありませんでした。難しい試合でしたけれど、選手たちは諦めず戦い、2得点決めたという素晴らしい資質を見せた試合だと思いますので、彼らには敬意を表したいと思います。悲しい形でのお別れになります。でも人生とはこういう残酷な時もあります。来季の浦和の幸運を祈っています。そして、この大会の経験が1年半後のクラブワールドカップで生きることを願っています。

(メンバーのセレクトを失敗したと言っていたが、レギュラー組をかなり信用されている。逆に言えばサブ組とレギュラー組の差が結構あり、なかなかサブ組をスタートから使えなかったのか)

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