楠瀬直木監督「WEリーグ3年目で各チームの差が縮まってきているのを感じている これから一戦一戦しっかりとやっていかないと連覇は遠い話」【WEリーグEL埼玉戦 監督コメント】
楠瀬直木監督
初戦はすごく難しいと思っていたが、その通りになってしまった。ボールは握っていたんですけど、最初に点が取れる所で取らないと苦しくなるという所でした。ただ、WEリーグ3年目で各チームの差が縮まってきているのを感じています。そういう中でゲームをやっていておかしいなと思うこと自体がおこがましい。相手も強い中で何とか1点を取り合うゲームなので、その中でボールは握っていて、チャンスはいくつかあったんですけど、フィニッシュの所で苦労した。相手のディフェンスも非常に良く守っていたので、なかなか入らなかったんですけど、猶本がゴールを取ってくれてから安定した試合運びができたと思います。相手が可哀そうなことにレッドカードが出ましたけど、往々にして一人減ると有利な展開になるかというと、そうではない試合展開になってしまった。最後は、しっかり崩して遠藤が決めてくれたので、なんとか勝利をすることができましたけど、これからいばらの道が続くなと、これから一戦一戦しっかりとやっていかないと連覇は遠い話なので、また次しっかりとコンディションを整えてやっていこうと思います。今日はホーム開幕戦で、仲間の引退もあって、緊張があって、すごい固い感じだったんですけど、なんとか勝利できて良かったです。
(今日メンバーはFWに清家選手を起用したが、その狙いは)
ACLから非常にコンディションが良く、フィニッシュワークも良くなってきた。菅澤とか疲労があって、コンディションが良い順番という所もあった。前から試そうと思っていたが、前半のチャンスで決めていけば、彼女も自信をつけていくんじゃないかなと思います。だから、あれは一つのオプションとして計算が立つということが見えたので、それを今日やりました。
(相手の激しいプレス、早い攻撃に苦戦する所が見えたが、チームとして何かすることができたのか、それとも相手が素晴らしかったのか)
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