首位攻防戦でINACに敗れる 勝利のために足りなかったと選手、監督が感じている部分【河合貴子 試合のポイント/WEリーグ第6節神戸戦】
(Report by 河合貴子)
終了間際に勝ち越される
三菱重工浦和レッズレディースにとって、WEリーグ前半戦の大一番。昨シーズンの女王INAC神戸レオネッサを、ホーム浦和駒場スタジアムに迎えた。浦和のゴール裏からは「優勝するぞ!」と力強い掛け声とともに、選手たちを後押ししていった。
立ち上がりから主導権を握り、気合いも十分であった。試合を通して浦和が放ったシュートは、神戸の約2倍の17本を撃ちゲームを支配しながらも1-2で惜敗。楠瀬監督は「悔しいです。非常に悔しい。最初に点は獲られたが、ゲームはコントロールできていた」と開口一番に悔しさをあらわにした。今シーズン初黒星で暫定3位となってしまった。
神戸は基本3-5-2システムだが、両ワイドの伊藤選手と守屋選手が下がり気味になり5バックになる。それに対して浦和は、清家貴子選手が高いポジションを取り3トップ気味になって攻守において仕掛けていった。
清家選手は「自分が高いポジションをとっていたら、相手も下がっていたので3トップぽいポジションにしていた。有希(水谷選手)からパスを出してもらってポケット(ペナルティーエリア脇)は取れていた場面もあった。そこからサイドからの崩しをもっとうまくやりたかった」と話した。
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