安部裕葵が10日から合流 マチェイ監督も面談で「非常に賢い選手」と好印象
(Report by 河合貴子)
14日に加入会見が行われる
この夏のウィンドウで浦和にとって補強ポイントの1つと言われていたトップ下のポジションに、FCバルセロナ・アトレティックから安部裕葵選手が完全移籍してきた。
2017年に鹿島でプロデビューを飾り、プロ2年目にはしっかりとレギュラーに定着し21歳以下が対象となるJリーグ・ベストヤングプレーヤー賞を獲得し、3年目には鹿島の背番号10番を背負った選手だ。2019年シーズン途中で闘い場を海外に求めてFCバルセロナB(FCバルセロナ・アトレティック)に完全移籍し、FCバルセロナと正式に4年間の契約を結ぶほどの将来性を買われていた。
しかし、スペインでの安部選手は順風満帆とはいかなかったのだ。2020年2月2日、プラット戦で右大腿二頭筋腱を断裂し、手術を余儀なくされ全治5月と診断されてしまった。それからの安部選手は、右大腿二頭筋のケガに悩まされるだけでなく、2022年の2月には右ハムストリングの手術も受けている。度重なる負傷に伴い2021―22シーズンの途中で登録外となり、2022―23シーズン終了時には契約満了でFCバルセロナ・アトレティックを退団した。
そこに浦和が「TOP OF TOPのスキルを備えた攻撃的ミッドフィールダー。ボックス付近でのクオリティーの高いプレーで、得点とアシストに関わり、攻撃の起点になれる選手」と獲得に踏み切ったのだ。
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