浦レポ by 浦和フットボール通信

「大きな意味をもつ勝ち点3」と選手たちも笑顔 大久保智明の神対応も感謝【試合取材後記 今日のミックスゾーンから】

試合後に選手たちが取材対応をするミックスゾーンでの選手たちの様子をたかねえがお伝えします。(Report by 河合貴子)

連敗が絶対に許されない試合に勝利して選手たちも一様に笑顔

ACL優勝の栄光を掴んだ後の鳥栖戦の敗戦を受け、浦和の真価が問われる過密スケジュールの連戦の中で迎えたG大阪戦。リーグ優勝戦線への復帰に向けて、ホームでの連敗は許されない試合であった。

スコルジャ監督は、システムを4-4-2とし興梠慎三選手とブライアン・リンセン選手の2トップで挑んだが前半はほとんど決定機が作れず、23分にカウンターからイッサム・ジェバリ選手の巧みなシュートが決まり先制されてしまった。だが、前半終了間際の42分に興梠選手のマイナスのクロスがハンドを誘いPKを獲得。浦和のPK職人アレクサンダー・ショルツ選手がしっかりと決めて1-1と折り返した。

前半の反省を生かして、後半は4-2-3-1とシステムを変更すると、54分にはCKの崩れから大久保智明選手、59分には前線からのはめ込む守備で伊藤敦樹選手が果敢にボールを奪い放ったシュートのこぼれ球をきっちりと安居海渡選手と立て続けにゴールを決めて3-1と逆転勝利を収めた。

未だ1勝しかできず最下位に沈むG大阪に対して情けは無用であった。浦和は、勝ち点20ポイントと伸ばして2試合未消化で暫定6位へと浮上した。

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