アジア制覇で浦和の街も幸せに包まれた最高の夜に
(Report by 河合貴子)
まだ優勝に酔いしれたいが、すぐミッドウィークにはリーグ戦が待ち構える
浦和が、ACL決勝でアジアの宿敵であるアル・ヒラルを倒して5大会ぶりにアジア王者の座に返り咲き、大会史上最多の3度目の優勝を飾った。本当に幸せに包まれた最高の夜であった。
浦和の街は真っ赤に染まり、行き交う人々の「おめでとうございます!」「やったね!」とこぼれんばかりの笑顔の華が咲き誇っていた。年齢も性別も国籍も全く関係ない。見知らぬ同士でも赤き絆で結ばれていた。
Jリーグ発足から30年を経て浦和を愛する人々の高齢化が懸念されている中、年老いた古参の浦和を愛する人たちから「ゴール裏で跳ねている孫だよ」とか「小学生だった娘が、嫁に行き旦那を赤く染めた」「駒場時代に赤ちゃんだった子が、こんなに大きくなった」など紹介され、浦和を愛するDNAがしっかりと継承されていることも実感できて嬉しさに拍車が掛かった。
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