浦レポ by 浦和フットボール通信

勝つと「基準」に乗る試合 双方の狙いの噛み合わせに注意【轡田哲朗レッズプレビュー/柏戦】

(Report by 轡田哲朗)

そんなに多くのメンバーは変えないのではないか

浦和レッズは3月31日にリーグ戦の6試合目で柏レイソルと対戦する。浦和は2連敗の後に3連勝をして、彼らは2引き分けの後に3連敗と苦しんでいる。これが何かを保証するものでは全くないし、マチェイ・スコルジャ監督は記者会見で「(柏が)今シーズンの初勝利を目指して強い決意を持ってプレーするだろう。今週は毎日のように、『すごく難しい試合が待っているので、あらゆる面で100パーセントの準備をしなければならない』と選手たちに伝えている」と話した。その言葉には全面的に賛同できるが、このチームが上を目指していきたいのであればアウェーでも勝ち点3を取りたいゲームだ。

恐らく浦和が大きくメンバーを変えることはないだろう。左サイドバックに明本考浩と荻原拓也のどちらを使うか、右サイドハーフに関根貴大とダヴィド・モーベルグのどちらをスタメンで使うかは選択肢になりそうだが、そのくらいのもの。ホセ・カンテのベンチ入りは可能性として考えられるが、このゲームの後がルヴァン杯の川崎フロンターレ戦と考えると、これまでの起用法からはそちらのゲームで少しプレータイムを確保するという予想も成り立ってきそうだ。

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