リーグ戦もラスト3分の1に入る どの時間帯にボールを持ち、狙いを共有できるか【柏戦プレビュー】
(Report by 轡田哲朗)
目標がどれだけ「ノルマ」なのかで変わることが多い
浦和レッズは14日に柏レイソルとリーグ第22節(23試合目)のアウェーゲームを戦う。ここまでの消化試合数が意味するのは、リーグ戦が概ねラスト3分の1に入ってくるということだ。
普段のシーズンであれば、10試合目くらいまでは基本的に結果よりも内容的な向上があるかを重視した方が良い。それは、勝つ確率の高いチームを作っていくことが結果的にシーズンをトータルした時に勝ち点が延びる可能性が高いという考え方になるからだ。そして、中盤戦ではチームの成長も重要視するにしても、互いに相手のやり方を理解してくる中で対策の対策にあたる部分や選手起用、戦術的なオプションを増やし、それを結果につなげていく作業が大切になる。そして、ラスト10試合くらいというのは、内容はどうでも良いとまでは言わないけれども、勝ち点の帳尻を合わせることが最優先という段階になる。
もちろん今季は新型コロナウイルスの影響で変則的なシーズンになっているから、必ずしもこの流れに当てはまらないかもしれないが、今季の順位的な目標をAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得に置くのであれば4位以内で終わらなければいけないので、残り12試合で少なくとも7勝、できれば8勝しないと達成は難しいだろう。
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