【試合取材後記 今日のミックスゾーンから】岩尾が「まるで負けたかのような雰囲気だった」と語ったようにミックスゾーンも悔しさあふれた雰囲気に
試合後に選手たちが取材対応をするミックスゾーンでの選手たちの様子をたかねえがお伝えします。(Report by 河合貴子)
ルヴァン杯は2試合連続の引き分けに
菜種梅雨の冷たい雨が、冷え切った心を逆なでする。YBCルヴァンカップ・グループステージ1位突破を目指し、首位に立つ清水をホーム浦和駒場スタジアムに迎えた一戦。中2日でJ2リーグ群馬戦を控える清水は、大幅にメンバーを入れ替えて挑んできた。
前半はワンサイドゲームと言える展開で浦和が主導権を握り清水ゴールを脅かしたが、なかなかゴールネットを揺らすことができずに苦しんだ。38分、荻原拓也選手のピンポイントクロスをブライアン・リンセン選手がDFと競り合いながらしっかりとシュートを決めて先制するも、追加点が奪えず・・・。71分に北爪選手のプレスによって自陣でボールを失い、ルーズボールを拾ったコロリ選手の強烈なシュートが決まり同点にされてしまった。浦和が放ったシュートは、前半7本、後半7本の14本。清水は、前半2本、後半4本であった。
同点に追いついた清水は攻勢を仕掛けきたが、牲川歩見選手が好セーブしてゴールを死守。浦和も途中出場の興梠慎三選手が決定機を迎えるが、決めきることができずに痛恨の1-1の引き分けになってしまった。
勝てた試合だった・・・。いや、負けなくてよかった。では、済まされない。「サッカー王国」のプライド、「J1」のプライド、主力をピッチへと送り込んだ「浦和のプライド」がもろくも崩れたように思えてしまった。情けなく、雨の中を駆けつけた浦和を愛する人々に申し訳なく、ミックスゾーンに向かう足取りが重かった。
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