荻原拓也が連敗中のチームで出場に名乗りを上げる「自分が浦和の力になりたい!誰よりも思っている」
(Report by 河合貴子)
4年ぶりにホームのピッチへ
「自分が浦和の力になりたい!誰よりも思っている」と荻原拓也選手は、鋭い目つきをしながら「試合に出たら、間違いなくプラスのパワーを出せる」と力強く言った。
今シーズンの開幕となったFC東京戦はベンチ外、第2節の横浜FM戦はベンチ入りを果たしたものの、交代枠を2枠を残しながらもピッチに立てずにいた。開幕から2連敗となり、忸怩たる思いがあった。
2020年に当時J2であった新潟へレンタル移籍し、翌年には浦和に戻れずにそのままJ2の京都へとレンタル移籍となり、昨シーズンは京都でJ1の舞台で闘った。浦和に呼び戻されるまで3年間の月日が流れた。浦和のチーム状況もあるが、レンタル先での活躍がなければ絶対に浦和へ帰ってくることができない片道切符の武者修行を乗り越えた。
J2の舞台で64試合(新潟24試合 京都40試合)、J1の舞台で21試合と試合経験を積み、スキルもメンタルも大きく成長して浦和に帰ってくることができたのだ。あとは、スコルジャ監督新体制の下で思う存分に磨き上げてきた力を発揮するだけだ。やれる自信はあっただけに、開幕から試合出場の機会を得ることができずに浦和が負けた悔しさが荻原選手からヒシヒシと伝わってきた。
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