浦レポ by 浦和フットボール通信

手倉森監督「クラブ史上、一番のビッグマッチだった 試合後の挨拶は良い環境で試合をさせてもらったことへの感謝」

手倉森誠 監督

何かを起こせそうな気配を持ちながらゲームに入り、VARに2度助けられて何かを起こせそうという雰囲気をまた感じた。でも、終わってみれば4-0というスコアで完敗。でも、我々BGは健闘したのではないかという話を選手たちにしてきた。

今回の集中開催、なかなか公式練習を埼玉スタジアムでできなかった。ぶっつけ本番でピッチに立った選手が多く、散水に苦しんだゲームの入りになった。走ればスピードのある浦和の選手たちのスピードをさらに上げる展開に苦しんだ。握り返すことはできたが、得点には至らなかった。これがJリーグの戦いで、国際レベルの戦いだと思い知らされたのは切り替え。取られた瞬間に奪い返しに来る。奪った瞬間にダイレクトプレーで敵陣を脅かす速さがJリーグにはある。タイリーグは暑さもあり、奪われた時も相手がゆっくりしてくれる。目まぐるしい攻守の切り替えをやられると弱点が出てしまう。それが現時点でのタイを代表するチームの力だろう。

浦和のゴールのような得点を我々もできるようにならないといけない。良いものを教えてもらって財産になった。常にインターナショナルを意識して戦っていこうという話をした。これまでのクラブ史上、一番のビッグマッチだったと思う。そのビッグマッチで惜しかったではなく、スッキリ負けたことで気持ちよく前に進めるのではないか。

岩波や関根、リオ世代の選手たちと再会できたのは嬉しかった。周作や宏樹もそうだけど、ワールドカップ(W杯)で戦ってくれという言葉を懸けられたので良かった。あとは浦和にしっかりACLのタイトルを取ってもらえるように頑張って欲しい。

ーハーフタイムの変更について

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