松尾佑介が移籍後初ゴール!浦和のタフな所を示すメンタルの強さ【河合貴子 試合のポイント/J22節清水戦】
(Report by 河合貴子)
中断明け、6試合連続無敗で暫定7位に浮上
「守る所でいったら最後の所の固さであったり、攻撃の部分ではチャンスの数、質、それをいかに押し込むかというゴールの部分、それが高まっていることで、結果が出ているのかなと思います」とリカルド・ロドリゲス監督は、勝利に酔いしれることなく話した。
IAIスタジアム日本平に乗り込み雨の中で闘った清水エスパルス戦を2-1で勝利し、浦和は暫定で7位に浮上。インターナショナル・マッチウィークの中断明けから6試合連続無敗で、約2週間の中断期間を迎えることになった。
リカルド監督は、試合後の記者会見場で報道陣のスマートフォンが一斉に大雨による緊急警報が鳴ってざわついても冷静で落ち着き払っていた。非常に冷静沈着な監督である。不安定な大気の状態により激しい雨がピッチに降り注ぐ中、テクニカルエリアに出てびしょ濡れになりながら選手たちを鼓舞しつづけながらも頭はクールで手堅く試合を勝利へと導いたのだ。勝ちきる力とは、こういう事なんだと考えされた試合であった。
決して内容的に前節のFC東京戦のような完璧な試合といえるものではなかった。試合開始早々に自陣の深い位置から酒井宏樹選手のスローインを受けた小泉佳穂選手がプレスを1人交わして素早く右サイドへと流れた松尾佑介選手へと展開すると、スピードに乗ってカットインから思い切り良く放ったシュートは権田選手の正面でセーブされてしまった。開始1分のことであった。
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