モーベルグの終了間際のFK弾で神戸に貴重な勝利【河合貴子 試合のポイント/J18節神戸戦】
(Report by 河合貴子)
リーグ戦2連勝
決して手放しで喜べる勝利ではなかった。だが、今の浦和の置かれている現状を考えると、本当に貴重な勝利であった。天皇杯3回戦でザスパクサツ群馬に0-1で敗れ、中3日で迎えたヴィッセル神戸戦の試合終了間際の90分、ダヴィド・モーベルグ選手の技術が光る直接FKが決まり1-0で辛勝した。
試合開始早々、約1ヶ月ぶり(5月25日 アウェイC大阪戦)に試合出場を果たしたキャスパー・ユンカー選手が、前線から激しくプレスを掛けてペナルティエリアでボールを奪い素早く放ったシュートは左ポスト直撃!気迫溢れる試合の入りをみせた。しかし、5分にユンカー選手がピッチに座り込み松尾佑介選手と負傷交代となってしまった。致し方ないことではあったが、この不測事態によって厳しい展開になってしまった。
リカルド・ロドリゲス監督は「彼なしで闘っていく中で、ゴール前までたどりつくことが、あまり多くなく苦戦したと思っている。ボールを奪ってから相手のゴール前まで迫るシーンはあったと思うが、流れの中でそこまで行くのが、多くなかったので、そこは改善点かと思う」と試合を振り返った。
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