2022.04.21

高橋はなが警戒する「魔の時間帯」への対処方法とは

2022年04月21日 7時09分　
カテゴリ：レディースレポート • 選手コメント
タグ : photo • 高橋はな

（Report by 河合貴子）

前後半終了間際の失点をいかに減らすか

「まずは絶対に勝利すること。しっかりと結果で示すことと、気持ちでも示していかなければいけないと思っている」と次節のAC長野パルセイロ・レディース戦に向けて身を引き締めたのは、高橋はな選手であった。

元々はFWであったが、今やすっかりDFとして定着し南萌華選手と共になでしこジャパンに選出されるほど成長を遂げた。FWだったからこそ、その経験がDFとして生かされる面がある。シュートコースの切り方など、自分がFWとして活躍してきた時に、対戦相手のDFにうまく守られた苦い経験が、逆の立場になりどうすれば相手FWが嫌がるのかを肌感覚で知っているのだ。

特に三菱重工浦和レッズレディースの場合は、主導権を握りポゼッションしている時間が長い。相手のFWが１枚前残りしていることが多いし、後方の広大なスペースをカウンターで狙われる。そこをGKの池田咲紀子選手とセンターバックの南選手、高橋選手の逆三角形でリスク管理している。

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